世の中はおいしいものがいっぱい! こってりラーメンは大好き、ジャンクフードも食べるし、スイーツだってチェックする…。
でも。
やっぱり。
時々無性に食べたくなるのは定食スタイルのあったか~い手作りごはんじゃないでしょうか。
白いごはんとおかずを一緒に頬張って、熱い味噌汁で流し込んで… 想像するだけでほっとしませんか?
今回紹介する「カフェあっち」もそんなお店。「こんなの食べたかったー!」と思うこと間違いなしの、お母さんの手作りごはんが味わえます。
こんなところに定食&居酒屋が
店があるのは富山市下堀。車通りの多い県道が重なる大町交差点から南に約1kmほどのところにある長屋の一角です。
以前は別の場所で営業していましたが、2023年にこちらに移転してきたそう。
店頭にはメニューボードが置かれています。
日替わりランチは1100円、それ以外の定食は1400円です。このほか、800円の親子丼や700円のかけうどんなんてメニューもあるようです。
どれを食べようかな~とあれこれ悩みながらお店に入る…そんな時間も楽しいものです。
落ち着いた雰囲気の店内
元はスナックとして使われていたテナントだそうで、立派なカウンターテーブルやふかふかのチェアはその頃の名残なんだとか。
カウンター席のほかにはテーブルが2つ。コンパクトで静かなお店です。
「前のお店はもっと広かったから、移転する時は『ここで⁉』って戸惑いましたよ」と笑って教えてくれたのは店を営む土田亜津海さん。“あっちゃん”というニックネームが店名の由来なんだそう。
「なるべく手作りで」 定食ランチは“お母さんの味”
一番人気はチキン南蛮
豊富なランチメニューのうち、人気なのがチキン南蛮。大きくてジューシーな鶏肉にタルタルソースがたっぷりかかっています。
ほかほかのごはんに味噌汁、手作りの小鉢が4種類もセットになった定食スタイルです。
「体は食べるものでできているから。野菜を中心に、なるべく栄養バランスも考えて。なるべく手作りです… できる範囲で(笑)」(土田さん)
ということで、南蛮のタレも、タルタルソースも、なんと味噌汁の味噌まで手仕込みなんだとか。
食べてみると、衣がザクザク! なのに、しっかりと甘辛いタレがしみています。
中のお肉はプリっとジューシーで、たまごの食感がしっかり残ったタルタルソースは後味さっぱり。ごはんがどんどん進みます。
野菜がメインの小鉢は、どれもやさしい味付け。箸休めにぴったりです。
日替わりランチも要チェック
もちろん日替わりランチも人気。これを目当てに毎日訪れる常連さんもいるんだとか。
メニューは店頭の看板のほか、店のInstagramでも更新しているので要チェックです。
ところで、こちらの店舗。
元はスナックで、失礼ながらキッチンはそんなに広そうに見えません… メインのおかずも副菜も、どうしてこんなにたくさんの品数を用意できるのでしょう?
不思議に思って聞いてみると、実は土田さん、5人のお子さんを育ててきたお母さんなんだそう!
5人もいれば、食の好みも、その時食べたいものも、バラバラ。
というわけでーー。
「ごはんが食べたい人、パンがいい人、麺類の人… 何を言われても全部出せるように準備してきましたね。ストックもたくさん作って」(土田さん)
家庭内は、まさにちょっとした“食堂”の状態。
さらに、地域の子ども食堂の立ち上げにかかわった経験もあるそう。
そんな土田さんの経験が「カフェあっち」には生かされているんです。
「いかに短時間で品数多く、おいしく作れるか」というワザを、長年かけて自然と磨いてきたんですね。
夜は居酒屋に “夜定食”もオーダーOK
夜は居酒屋としても営業しています。実は昼飲みだってできるんですよ。
“ランチメニュー”は夜でも注文できるので、仕事終わりに栄養たっぷりの手作りごはんが食べたい!と思ったら駆け込んでもOKです。
昼も夜もいろんなメニューを提供する。きめ細かい対応ができるのも、子供たちの要望に応えてきたお母さんの懐の広さゆえでしょうか。
ほっとする手作りの味を求めて、たびたび足を運びたくなる、そんなお店です。



