いまや日本人はもちろん、海外からの訪日客も行列に加わり、寿司やすき焼きなどと並ぶ「日本のグルメ」として人気のラーメン。
醤油や塩、味噌、とんこつなどの定番ジャンルに、家系や二郎系などの有名店インスパイア、煮干しや白湯などのトレンドなど、さまざまなバリエーションがありますが、その中でも濃厚なうまみを追求するものや食材にこだわってじっくり味わうものなど、店によって細分化され、食べる人の好みもさまざまです。
今回紹介するのは、南砺市福野エリアで20年愛されるラーメン店。「あっさり」を極めたコク深い塩ラーメンが人気の店です。
丸鶏12羽を長時間煮込んで仕込む黄金色のスープが自慢の「らーめん真太(しんた)」です。
福野駅の目の前で長年愛される 「らーめん真太」
店があるのはJR城端線 福野駅の目の前。2026年3月でオープンから20周年となる人気店です。
立地は駅前ですが駐車場も完備し、車での来店もしやすいのが特徴。
店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター、テーブル席、小上がり席があり、1人でも家族連れでも利用しやすい空間です。
主役は塩! 黄金色のスープが縁起いい!?「福の塩そば」
店の1番人気は、地元・福野の地名にちなんで名づけられた「福の塩そば」。
開店以来、不動の人気No.1の塩ラーメンです。
3種の塩と丸鶏のうまみ 澄み切ったスープ
スープの味の要ともいえる塩ダレには、店主自ら厳選した沖縄産2種と伊豆大島産、合わせて3種の塩を使用。さらに干し貝柱や利尻昆布など、厳選した素材からダシをとる特製です。
そこに3時間ほど煮込んだ丸鶏スープを合わせて、黄金色に輝く澄んだスープに仕上げています。
熟成ちぢれ麺がスープをまとって相性抜群
あわせるのは自家製の熟成麺。
スープの絡み具合まで計算されたちぢれ麺で、あっさりとしたスープのうまみをしっかりと感じられ、小麦の風味もよく合います。
濃厚な旨味とコク 鶏づくしの「鶏そば」
店のもうひとつの人気メニューが「鶏そば」。
「福の塩そば」をベースに、丸鶏からとった鶏油(チーユ)の濃厚な旨みとコク、揚げネギの香ばしさを効かせていて、あっさりした味わいの深みと強いインパクトのバランスが絶妙な1杯です。
麺はスープとの相性を研究しつくしたという全粒粉の自家製麺。ザラッと触れたときの食感がかえって舌の感覚を研ぎ澄ませてくれ、スープの味わいに敏感に反応できます。小麦の香りがしっかりしているのも、少し味が強い「鶏そば」に向いています。
トッピングには鶏団子と炙り鶏モモチャーシュー。
使用する鶏もも肉は低温の油でじっくりと調理する「コンフィ」の技法を使うことで、しっとりした食感になるのだそう。仕上げに皮目を炙って、香りを立たたせています。
スープにもトッピングにも鶏のおいしさが生かされた、鶏づくしの1杯です。
“あっさり”のラーメンのよさを富山でも
店主の中島真太郎さんは、名古屋でラーメン店の独立に向けて修行していたそう。
当時、多くの店を食べ歩いて研究を続けていましたが、そこで最も気になったのが“あっさり”した味わいのラーメンでした。地元の富山ではあまり馴染みのない味でしたが、この味を広めたいという想いで「真太」をオープン、自分の思い描く究極の“あっさり”を作り続けて今ではたくさんの人に愛される定番の味になりました。
「いつまでできるかわかりませんが、25年、30年とお客様によろこんでもらえるように頑張りたいです」(中島さん)
シンプルなだけにごまかしの効かない味、素材に向き合い丁寧に作り続ける「真太」のラーメンを食べれば、福が舞い込むかも!?
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2026年3月6日放送
記事編集:nan-nan編集部



