富山空港や県総合運動公園近い富山市南郊で2022年に創業して以来、世代を超えて愛されている「らぁ麺あり澤」。ラーメンを毎日欠かさず食べ歩くほど研究熱心な店主の作る味はもちろん、朝の営業やファミリーでも利用しやすい店舗など、利用しやすさやサービスも人気の理由です。
そんな「あり澤」の2号店となる新店が、2026年3月、もう少し市の中心部に近い大泉エリアにオープン! この新店のオープンを機に、正式な店名も「世界を照らせ らぁ麺あり澤」に変わるんだとか。
さらに「アタリ」付きの丼や「お名前呼びシステム」など、ラーメンを食べるのが毎回楽しみになる工夫も。
1杯のラーメンで世界を明るくしてくれる!? 「あり澤」の大泉店を訪ねました。
立山通り沿いにオープン! 人気ラーメン店「あり澤」大泉店
「世界を照らせ らぁ麺あり澤 大泉店」が店を構えるのは、富山市大泉中町。
富山市中心部の城南公園から立山町へと続く県道3号、通称「立山通り」沿いです。
壁面に掲げられた大きなパネルには、食欲をそそる1杯の写真。
その下には、「お客さまの笑顔があるから 今日ものれんを出せています。」という感謝の言葉が綴られて、お客さんとの繋がりを大切にする店主の想いが、外観からも溢れ出ています。
厨房の活気が店内に伝わる 広くて居心地のいい店内
そんなパネルのメッセージと呼応するように、情熱的な赤い壁が印象的な店内。
扉を開けた瞬間に、オープンキッチンの向こう側から漂うスープの芳醇な香りと立ち上る湯気が食欲をかき立ててくれます。
厨房はオープンになっていて、カウンター越しに活気が伝わってくるレイアウト。
ゆったりと配置されたテーブル席も使いやすく、カバンやアウターなどを汚さずに置いておける荷物入れ用のボックスも各席に完備されています。
家族や大人数のグループで訪れても気兼ねなく食事を楽しめる雰囲気と親しみやすさは、富山市任海の本店と変わりません。
「あり澤」人気のラーメンを大泉店でも堪能
麺は大盛無料! ミニ・並盛・中盛・大盛すべて同一価格で
本店で不動の人気を誇る「らぁ麺(醤油・塩・ブラック)」の味わいは、ここ大泉店でももちろん味わうことができます。
加えて、昼はつけ麺の「もりそば」。
夜はワシワシの太麺に豚骨醤油のスープとたっぷりの背脂、いわゆる二郎系の「角ふじ」を提供しています。
うれしいのが、大盛無料のサービス。ミニから大盛まで、すべてのサイズを同じ価格で提供していて、財布を気にせずおなかいっぱい味わうことができます。
「修業時代からずっと、おいしいラーメンを、富山の皆さんにおなかいっぱい食べてもらいたいと思っていまして」と話すのは、店主の有澤翔太さん。
物価高騰の波が繰り返し押し寄せ、今後の引き際も見通しが効かない中、数か月にわたり、スープと麺を改良してきました。さらに、味、ボリューム、コストパフォーマンスを再構築し、たどり着いたのが「大盛無料」のおもてなしだったんだとか。
ラーメンができたらうれしくなる “お名前呼びシステム”
注文は、入口すぐのところにある券売機で食券を買うシステムです。
が、食券を手に席へ着くと、麺の量やチャーシューの好みの部位(豚バラ・ロース)の確認とともに、少し珍しい案内が。
「こちらに、呼んでほしいお名前を書いてください」
見ると食券には、名前の記入欄があり、「さん・ちゃん・呼び捨て」まで選べる遊び心。
「『〇〇さんのラーメンできたよ』と名前で呼んたときに、子供たちがすごくよろこんでくれるんです。お客さんが笑顔になれるならということで、新店では『お名前呼びシステム』を採用することにしました」(有澤さん)
というわけで、ラーメンができあがったら「〇〇さん、お待たせしました」という明るい声が店内に響き渡ります。子供たちはもちろん、ラーメンを待ちわびる大人でも自然とうれしい気持ちにさせてくれます。
「戦争だったり、物価高だったり、世の中がなんか暗いじゃないですか。ちょっとでも明るくなれるようなことないかなと思って」(有澤さん)
1杯のラーメンには、有澤さんの真っ直ぐで熱い想いが並々と注がれています。
実は店主イチオシは… つけ麺専門店で修行した「もりそば」
どのメニューも人気の「あり澤」ですが、実は店主の有澤さんがイチオシするのは「もりそば」なんだそう。
「私は、関東で有名なつけ麺の店で修行させてもらったんで。つけ麺のおいしさをもっと広めたいし、富山の皆さんに知ってもらいたいなと思いまして」(有澤さん)
煮干し、鯖節、鶏ガラ、豚ガラ… そして、隠し味には“人柄”を
自慢は「親子3世代で食べられるスープ」
「もりそば」や「ラーメン」のベースとなるスープは、長時間かけて旨みを凝縮することをイメージして炊きあげているんだそう。コンセプトは「親子3代で食べてもおいしいスープ」。
「子どもからじいちゃん、ばあちゃんまで。毎日でも食べられる、 飲み干せるスープを目指しています。煮干し、鯖節、鶏ガラ、豚ガラ、隠し味に人柄が入ってます」と、ユーモアたっぷりに教えてくれる有澤さん。
確かに多くの食材の旨味が溶けだしたスープは、濃厚で深みがあり、万人にウケそうなおいしさ。スープを薄めるために加える「スープ割り」もついてくるので、好みに合わせて楽しむこともできます。
厳選の国産小麦を使った手揉み中太麺
厳選した国産小麦を使って仕込んでいる自家製麺は、手揉みの中太麺。加水率を上げて麺の力強さ、食べ応えを重視して作っているんだそう。
「気温や湿度、水の温度などによって仕上がりが微妙に違ってくるので難しさはありますが、自家製麺のほうが圧倒的においしいので作りがいもありますね」(有澤さん)
口の中で踊るような、手揉み特有の心地よい弾力とコシ。その独特な歯ごたえは、食べるほどにクセになります。麺そのもののおいしさと、奥深いスープの共演を存分に楽しめる1杯です。
チャーシューもお好みで 豚バラ or ロースが選べる
チャーシューが選べるのも、店主のサービス精神の賜物。
とろけるような脂と甘みを楽しめる「豚バラ」か、より肉らしい食べ応えを味わえる「ロース」か、好みで選ぶことができます。
究極の選択に悩みつつも、今回は不動の人気を誇るという「豚バラ」をチョイスしました。
目の前に現れたのは、大きくて分厚い1枚のチャーシュー。とろける脂身のパンチと、肉の旨味がガツンと押し寄せ、食べ応えは抜群です。
食感や色合い、味わいを追求しながら試作を重ねたという乾燥メンマや、とろとろのワンタン、味変の青唐辛子もすべて手作りという徹底ぶりです。
「基本的に作るのが楽しいというか、好きなんですよね。自分の納得のいくおいしさを日々、追求していきたいという思いですね」(有澤さん)
食べ終えてもさらなる楽しみが “アタリ”付きの丼
ラーメンをすべて食べ終わっても、「あり澤」の楽しみはまだ終わりません。
ラーメンやもりそばなどの麺類の丼・器には、ランダムにアタリが付いているんだとか。スープを飲み干した後に、麺を食べほしたあとに、ひょっこりこの3文字に出会えたら、なんと「ラーメン1杯無料券」がもらえます。
店名に冠した「世界を照らせ」という言葉通り、「誰かの心をパッと明るく照らす存在でありたい」と有澤さん。こだわり抜いたラーメンと遊び心あふれる仕掛けが、訪れる人の心も満たしてくれる麵処です。



