春の気配が日に日に増して感じられる、このごろ。色鮮やかな桜の花と並んで春を実感させてくれるのが、いちご。赤くて小さな甘酸っぱい果肉は、見ているだけでもテンション爆上げ、ウキウキした気分にさせてくれます。
今回は、そんないちごを贅沢に使ったパフェが代名詞にもなっている富山市のカフェ「ココナッツアイランド」を紹介します。
北陸・富山では異色を放つ南国風のカフェでは、年中食べられるマンゴーパフェも人気なんだとか。
富山でいちごパフェといえばココ! 婦中の南国カフェ
富山市婦中町のココナッツアイランド。1985(昭和60)年の創業で、2026年で41周年を迎えます。
富山市南郊と砺波を結ぶ国道359号沿い、高山本線を超える陸橋のたもとにある白いリゾート風の建物がそれ。南国風の常緑樹も出迎えてくれます。
壁面には大きくガラス窓がとられ、店内は日差しが降り注ぐ開放的な雰囲気です。
あちらこちらにブーゲンビリアなどの熱帯樹や観葉植物が植えられ、雪国であることを忘れさせるような南国風の空間。
よく映える青い座面の椅子も、南国の海や空を連想させてくれます。
「冬でもTシャツで過ごせる店に」心まであたたかい店
代表の吉田眞樹さんは「雪に閉ざされる北陸でも、まるで温室にいるようにTシャツで過ごせるような店にしたかった」と、創業当時を振り返ります。
冬の時期が長く、それ以外のシーズンも曇り空の日が多い富山。
そんな富山のイメージを払拭するような新しい店がコンセプトだったんだとか。
提供するメニューはパスタやピザなど食事系から、パフェやケーキなどのデザートメニュー、ドリンクなど、充実しています。
南国リゾートのような開放的な雰囲気の中でゆったりとカフェタイムを楽しむことができます。
40年以上不動の人気No.1!「いちごのパフェ」
そんな「ココナッツアイランド」の代名詞ともいえるのが、冬から春にかけて限定で登場する「いちごパフェ」。
提供を始めた40年前から不動の人気No.1メニューで、文字通りの看板メニューです。
いちごの入荷状況によって期間が変わりますが、2026年は5月末ごろまでの提供を予定しています。
「いちごをしっかり味わってほしい」という想いから、材料はシンプル。いちご、生クリーム、バニラアイスだけを使用しています。
素材がシンプルな分、バランスが命。
甘いバニラアイスと合わせるために、あえていちごは酸味のあるものを選んでいるそう。
グラスの大半を埋め尽くすようにいちごがたっぷりと使われています。
そして、最後にかけるのは、自家製のいちごのフレッシュジュース。こちらも店ならではの甘酸っぱさで、パフェのおいしさを引き立ててくれます。
これはパフェじゃない!? 常識を覆して定番に
このいちごのパフェ、誕生したのは店の1周年記念の時だったんだそう。
当時、パフェと言えば「いろんな材料で構成されたパーフェクトなデザート」が由来とされ、いろんなフルーツやスイーツを使って作り上げるのが一般的でした。
そんな時代に、いちごだけを使った「ココナッツアイランド」のいちごパフェは珍しく、中には「これはパフェじゃない!」という意見もあったと吉田さんは語ります。
それでも、鮮やかないちごをたっぷりと食べられるゴージャス感とかわいらしい見た目で大人気。以来、スタイルを変えずに作り続け、今では毎日のように行列ができるほどの人気メニューになっています。
1年中食べられる とろける甘さの「マンゴーのパフェ」も
こちらは季節に関係なく、1年中楽しめる「マンゴーのパフェ」。
とろけるような甘さのマンゴーを贅沢に味わえます。
マンゴーは、季節ごとにおいしいものを選んで、世界各国から仕入れているのだそう。
バニラアイスに触れて凍るとマンゴーの果肉の味が落ちてしまうため、間にクリームを挟んで盛り付けているのだそう。
手間をかけて作り上げる繊細なバランスのおかげで、極上なおいしさ。こちらもマンゴーだけに特化したパフェですが、まさにパーフェクトな味を楽しめます。
代表の吉田眞樹さんと、弟の南樹さんが兄弟で営むココナッツアイランド。店には若い世代だけでなく、親子連れの姿も多く見られます。
南国リゾート風の店の雰囲気もさることながら、手間をかけた贅沢な味とおだやかな吉田さんたちの人柄で、心もあたたまることができる店です。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2026年3月3日放送
記事編集:nan-nan編集部



