ハンバーグにナポリタン、オムライスやジンジャーポークなど、大人も子供も、食べた途端に童心に帰って顔がゆるんでしまう洋食グルメ。誰にでもひとつやふたつ、ありますよね。
今回紹介するのも、そんな洋食が食べられるレストラン。
看板メニューのハンバーグをはじめ、手間暇かけた手作り料理が並ぶ滑川市の洋食店です。
開放感ある田園地帯のログハウス風の空間で味わうボリューム満点のメニューは、1度食べれば虜になること間違いなし。家族連れからおひとり様まで、さまざまな人が笑顔になれる1軒です。
かわいいドーム型の建物が目印! 親しみあるレストラン
店の名前は「カントリーレストラン田円(でんえん)」。
滑川の田園地帯を走る富山地方鉄道本線の西加積駅から約600m、近くには上市川が流れるのどかな場所にあります。
辺りにあるのは田んぼや民家、その中でカントリー風のレンガの外壁とちょこんとかわいらしいドーム型の丸い外観が目を引きます。
店内も落ち着きのある木の深い色合い。
年季がありながら清潔に磨きこまれた木のテーブルセットは、席に着いた瞬間から手になじむような安心感があります。
柱がない開放的な店内
ドームの部分は、中から見るとこんな感じ。高いドーム型の天井で、柱がなく全体がひとつながりになった開放的な空間です。
これは、アメリカの建築家 フラーが考案したドーム型の建築で「ジオデシックドーム」というのだそう。三角形の部材を組み合わせて作る半球体の構造で、創業当時は北陸でここだけだったんだとか。
おしゃれな雰囲気だけでなく、地震に強く、音の反響もよいのが特徴です。音の反響がよすぎて、ときどき厨房の話し声が聞こえてしまうことが、たまに傷なんだそう。
厨房で腕を振るうマスターは元バーテンダー
厨房で腕をふるうのは、マスターの藤木さん。
42歳で「田円」を創業する前は、バーテンダーとして働いていたのだそう。
当時の職場は、ホテルのレストラン&バー。
きめ細やかな接客や丁寧なサービスなど、基準が厳しいホテルで修行を積んだ経験が今でも生きているといいます。
「料理は、面白くて奥が深い。76歳になっても修行中です」(藤木さん)
謙虚な言葉で語る藤木さん。やさしい人柄の中にも、食材を大切に扱う丁寧な姿勢や調理にひたむきな真摯さが垣間見えます。
名物は県内産牛肉100%のハンバーグ
「田円」の看板メニューはハンバーグ。
富山県産の牛肉を100%使用していて、肉の旨味がギュッと詰まった贅沢な味わい。分厚くて、食べ応えも抜群です。
味の決め手は、およそ1週間じっくり煮込むというデミグラスソース。
藤木さんによると、本来は捨てられてしまう野菜くずや切れ端を加えて煮込むことで面白い味になるんだとか。
ぎゅっと密度のあるボリューミーな肉と深いコクがあるデミグラスソースが一体になって、何度でも食べたくなる絶品ハンバーグです。
味の決め手は自家製ジンジャーソース! 肉厚ポークソティ
分厚いお肉にテリテリのソースがたまらない、ポークソティもオススメです。
自家製のジンジャーソースは長く店に通う常連客からも評判の味なんだそう。お好みでデミグラスソースに変更することも可能です。
しっとりジューシーな食感の豚肉は、脂たっぷりでやさしい甘さ。
生姜が効いたジンジャーソースがしっかりと馴染んで、豚の甘味にメリハリをつけてくれ、後味もさっぱりとさせてくれます。
あとを引くおいしさで、ごはんがよく進みそうです。
マスターのアイデアと技が光る「日替わりランチ」
マスターの藤木さんのイチオシメニューは「日替わりランチ」。
その日の冷蔵庫にある食材たちと会話しながら決めるのだそう。
この日のメインは、ポークのデミグラスソース炒めでした。デミグラスソースなので、洋風の野菜炒め。深いコクとまろやかな苦みが感じられます。
日替わりランチは、ごはんと味噌汁、サラダに小鉢、そして、食後のコーヒーがついて1300円。「田円」の藤木さんならではの、飾らずぬくもりのある食事は、その日しか味わえない楽しさもあります。
地元の肉や野菜をたっぷり使った洋食は、ソースまで残さず味わい尽くしたくなる皿ばかり。マスターの愛情と技が感じられる、ぬくもりのレストランです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2026年2月10日放送
記事編集:nan-nan編集部



