帰省や旅行で年末年始のこの時期、いつも以上に利用客が多くなる富山駅。北陸新幹線に加えて、あいの風とやま鉄道や市内路面電車、富山地方鉄道の各路線が乗り入れていることもあり、文字通り、富山の玄関口として機能します。
そんな富山駅の新幹線中央改札からもっとも近くにある土産物店が「おみやげ処 富山」です。出発前の土産物探しはもちろん、時間つぶしにお菓子やキャラクター雑貨をぶらぶらと見て回るだけでも気分が盛り上がります。
そんな「おみやげ処 富山」で2025年に人気だった商品をジャンル別に紹介します。今回は、地酒や地ビールなど、お酒のランキングです。
※(株)ジェイアールサービスネット金沢調べ 2025年1月1日~11月30日売上数による
※記事内の商品名・写真・
目次
第10位 【本醸造 立山】 200mlカップ
立山酒造「本醸造 立山 200mlカップ」/280円(税抜)
10位は全国的にもその名が知られる富山の人気地酒「立山」ブランドの本醸造 200mlカップ。
「立山」を手掛ける立山酒造は1830年の創業で、県西部の砺波市に工場を構えます。飛騨高地から砺波平野へと流れ込む清流・庄川の伏流水を使用し、酒米の最高峰ともいわれる兵庫県産の山田錦を原料に酒を仕込んでいます。
トップ10のうち「立山」ブランドが6商品ランクインするという人気ぶりで、10位は飲み切りタイプの本醸造ワンカップ。やわらかく広がる豊かな香りとほどよい旨みに加えて、キリッとした後味のよさが特徴です。
冷やして飲んでもよし、燗で飲んでもよし。好みの飲み方で楽しめます。
第9位 【立山 梅酒】300ml瓶
立山酒造「梅酒300ml瓶」/527円(税抜)
9位にランクインしたのは、特別本醸造100%の日本酒と紀州南高梅100%を使用した立山酒造の梅酒。アルコール度は11%で、クオリティが高さを感じる味わいです。
立山酒造からは、国産ゆずを使ったさわやかなリキュールもラインナップされています。
第8位 【幻の瀧 辛口の酒】カップ 180ml
皇国晴酒造「幻の瀧 辛口の酒カップ180ml」/255円(税抜)
富山湾を臨み、黒部川の最下流に位置する黒部市生地で、1882(明治15)年に創業した皇国晴酒造(みくにはれしゅぞう)。
仕込み水は、北アルプスの雪解け水が100年という長い年月をかけて地表に湧き出ている清水。全国名水100選に選ばれている名水で仕込んだ日本酒「幻の瀧」のカップ酒です。コクがありスッキリとした味わいで、冷やでも燗でも◎。
第7位 【富山 加積りんごクラフトチューハイ】
宝酒造「富山 加積りんごクラフトチューハイ330」/338円(税抜)
7位は、日本酒の「松竹梅」や焼酎などの製造で知られる京都の宝酒造が地域限定で手掛けているクラフトチューハイ。
富山の限定チューハイは、魚津市加積地域の特産品「加積りんご」を使用。
酸味と甘みのバランスがよく、糖度の高いことで知られる「加積りんご」のストレート混濁果汁と、りんごスピリッツ、厳選した樽貯蔵熟成焼酎を合わせ、「ひとてま造り」製法で仕込んでいるんだとか。
第6位 【宇奈月ビール】3缶セット
宇奈月ビール「宇奈月ビール 3缶セット」/1545円(税抜)
秘境 黒部峡谷の玄関口にある宇奈月で作られる地ビールが第6位。
立山の雪解け水が大量に流れ込む黒部川の名水と、その豊かな扇状地で作られた黒部産の二条麦を使用し、防腐剤や着色料、香料などは使っていません。3種類のクラフトビールはいずれも自然由来の原料だけを使って作られています。
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- 十字峡(ケルシュ)
明るい琥珀色で、キレとホップの爽快さを味わえます - トロッコ(アルト)
美しく濃い赤銅色と白い泡、上面発酵で酵母の上品な香りが特徴です - ぷれみあむ(ライスエール)
富山県のブランド米「富富富」を副原料に使用し、やや辛口でスッキリとしたビール。魚料理との相性がいいと言われています
- 十字峡(ケルシュ)
宇奈月ビールの味を飲み比べできる3缶セットの手軽さが人気の理由です。
第5位 【吟醸 立山】300ml
立山酒造「吟醸 立山 300ml」/793円(税抜)
5位は立山酒造の「吟醸 立山」。
すっきりとした辛めの味わいとのどごしながら、フルーティーな香りもほのかに感じさせる上品さが特徴。淡麗な辛口の風味によって高い評価を日本酒ファンの間に定着させた「立山」ブランド、その一端を味わうのにふさわしいお酒です。
第4位 【特別本醸造 立山】300ml
立山酒造「特別本醸造 立山 300ml」/633円(税抜)
4位は立山酒造の「特別本醸造 立山」。
すっきりしたのどごしと適度なコク、上品な旨味のバランスがとれて、飲みやすいお酒です。
辛口でなめらかな味わいは軽く、ついつい杯を重ねてしまう「立山」ブランドの定番です。
第3位 【純米吟醸 立山】300ml
立山酒造「純米吟醸 立山 300ml」/693円(税抜)
3位も「立山」から、純米吟醸。
酒米に五百万石と山田錦を使い、さわやかな吟醸香と芳醇な旨味をしっかり感じることができます。
飲み口は軽く、冷やして楽しむのがオススメです。
第2位 【純米吟醸 立山】200mlカップ
立山酒造「立山 純米吟醸200mlカップ」/330円(税抜)
3位と同じ「立山」の純米吟醸の200mlカップが2位に。店内では冷蔵庫で冷やしたカップも販売しています。
電車移動のおともに、そのまま飲める手軽さが人気の理由かもしれませんね。
第1位 【満寿泉 吟醸辛口】180ml
桝田酒造「満寿泉 吟醸辛口180ml」/450円(税抜)
第1位に輝いたのは、富山を代表する地酒の「満寿泉」から吟醸辛口の180ml瓶です。
「満寿泉」は、かつて北前船の交易で栄えた富山の港町 岩瀬に蔵を構える桝田酒造店のブランドで、その創業も北海道旭川にルーツを持ちます。普通酒が一般的だった昭和の中頃から、他の酒蔵に先駆けて吟醸酒にこだわった酒造りをはじめ、富山の海鮮や肉の味に負けない豊かでしっかりした味わいを追求しています。
そんな「満寿泉」の吟醸辛口はキレがあり、ほんのりフルーティーで控えめな吟醸香、米の旨味を楽しめます。
番外編① 2025年11月発売の新商品
「富山ノ酒と食」&「富山ノ酒と寿司」
ここからは番外編。
定番アイテムとしてランクインはしなかったものの、この2025年11月に発売されたばかりで話題になっている地酒を紹介します。
その名も、「富山ノ酒と食」&「富山ノ酒と寿司」。
「おみやげ処 富山」の北陸新幹線のりばに近い出入り口から入ってすぐの場所にずらりと並べられています。
「富山ノ酒と食」は、県内14の酒蔵がそれぞれます寿司やかまぼこなど、富山の郷土料理に合うように厳選した日本酒。そして、「富山ノ酒と寿司」はホタルイカやノドグロなど、富山の寿司に合うように造った日本酒です。
日本有数の米どころであり、ミネラルを豊富に含んだ伏流水がおいしいとされる富山。
当然、日本酒造りも盛んで、辛口淡麗なものからフルーティーで芳醇なものまで、富山にはさまざまな地酒がそろっています。
その土地で育まれた地酒と地元グルメの組み合わせは、食文化の醍醐味のひとつ。富山の日本酒を味わう際は、富山の郷土料理や特産品とぜひ合わせて楽しんでみては?
販売スタートからまもないため売れ筋ランキングには入っていませんが、今後、ランクインする可能性は大。来年のランキングが楽しみです。
番外編② 富山のウイスキー・ワインも
ベスト10には、富山を代表する地酒や地ビールが並びましたが、ほかにも「おみやげ処 富山」には多くのお酒が並びます。
そのラインナップの中から富山らしい商品を紹介しましょう。
北陸最古のウイスキー蒸留所「三郎丸蒸留所」
こちらは、1862年創業の酒蔵・若鶴酒造が手掛けるウイスキー蒸留所「三郎丸蒸留所」のウイスキーを使ったハイボール缶。
スモーキーな香りにこだわってきた三郎丸蒸留所のウイスキーを手軽に楽しめる商品で、鋳造で作り上げた世界初のポットスチルで蒸留した原酒に、スコッチグレーンウイスキーなどの輸入原酒をブレンドしてハイボールにしています。
糖質、香料、着色料は不使用。ウイスキーとソーダだけで作られていて、ハイボール缶とは思えないほど本格的な味わいとスモーキーなフレーバーを堪能できます。
富山でもっとも古いぶどう園の地ワイン
富山県の中央に位置する富山市婦中町の山あいでぶどう栽培を手掛けて100年近く。富山でもっとも古いぶどう園「やまふじぶどう園」の醸造ワインです。
甘口からすっきり辛口、飲みごたえのあるものまで、さまざまなワインを醸造していて「おみやげ処 富山」でも購入することができますが、人気は「いつもの」。
もともと「ホーライサンワイン」という商品名だったワインが「山ワイン」と名前を変え、常連さんの「いつものちょうだい」という一言から「いつもの」に変わったんだそう。
店舗情報 「おみやげ処 富山」
富山駅の新幹線改札すぐ隣にある「おみやげ処 富山」。
ご当地キャラクターのグッズや地酒、地元の食材を使った加工食品や伝統産業の工芸品など、年間約450点以上ものアイテムを扱い、北陸新幹線や高速バスを利用する観光客の多くが立ち寄る人気の土産物店です。



