赤や黄色、オレンジに染まった木々が山肌を鮮やかに彩る季節。
雄大な自然に恵まれた富山の紅葉前線は、3000m級の山が連なる北アルプスの峰々から里山へと降りてきました。
今回紹介するのは、富山県西部を代表する紅葉スポット。
清流が作り出した景勝地として知られる庄川峡から、世界遺産の五箇山合掌造り集落へ、ドライブしながら楽しめる絶景ルートです。
清流が作り出した庄川峡 紅葉の見ごろは11月上~中旬
エメラルドブルーの景勝地「庄川峡」
庄川峡は、飛騨高地の山々から富山湾へとそそぐ総延長約115kmの一級河川 庄川の上流域。小牧ダムから祖山ダムあたりまでの一帯で、県定公園にもなっています。
車でのアクセスなら、北陸自動車道の砺波ICから南へ25分ほど。
チューリップで知られる砺波市にあり、川の上流には世界遺産の合掌造り集落で有名な五箇山地域、下流には国宝の瑞龍寺や勝興寺がある高岡市が。歴史や文化に触れながら観光できる富山県西部の中間地に位置しています。
庄川峡の紅葉は、川沿いに走る国道156号を五箇山方面へドライブしながら楽しむことができますが、時間に余裕があるなら観光遊覧船に乗っての紅葉狩りもオススメ。
観光遊覧船は、 小牧ダムにある「小牧港」から乗ることができます。
360°の紅葉を遊覧船から満喫
迫りくる山々の表情を春夏秋冬楽しめる庄川峡。
紅葉の季節はブナ、イチョウ、トチノキ、モミジなどが色づき、山肌の表情が最も色鮮やかな季節。船のデッキにあがると、頬をなでる秋風に季節の移ろいを感じることができるでしょう。
紅葉の見ごろは例年11月上旬から中旬にかけて。肌寒く感じるようなら船内で五箇山民謡の調べを聞きながら紅葉を愛でることもできます。日に日に風が冷たくなってくるので、防寒対策はしっかりしておくと◎。
庄川峡遊覧船
https://shogawa-yuran.co.jp/
世界遺産の合掌造り集落 紅葉の見ごろは10月下~11月上旬
遊覧船乗り場がある小牧ダムから約24km。
川に沿うように走る国道を上流へ向かって車で30分ほど走ると、五箇山地域にたどり着きます。
富山県南西部の南砺市と岐阜県との県境に位置する五箇山は、40 の小さい集落の総称。
そのうち、相倉(あいのくら)と菅沼(すがぬま)のふたつの集落に20棟の合掌造り家屋が現存していて、1995年、岐阜県白川郷荻町集落とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、世界文化遺産に登録されました。
田畑、石垣、雪持林などに囲まれた山間の小さな集落が、錦に染まった山々を背景に、彩りを増す秋。
変わることのない自然美と人々の営みが愛おしいと思える風景です。
周辺にある日帰り温泉施設や特産の蕎麦や豆腐を食べられるお店を巡って帰るもよし、岐阜県白川村へと続く「飛越峡合掌ライン」をドライブするのもよし。
紅葉の見ごろは、例年10月下旬から11月上旬。庄川峡の紅葉と一緒に楽しむなら11月上旬の晴れた日がオススメ。最新の紅葉情報をチェックしてからおでかけください。
五箇山総合案内所
https://gokayama-info.jp/



