魚津で30年以上愛されている焼肉の人気店「桃園(とうえん)」。
あいの風とやま鉄道の魚津駅からすぐの繁華街のビルで営業してきましたが、高齢になった店主夫妻が2025年8月で店をたたむことを決断していました。
長く親しんだ店が閉店すると知って多くの客が残念に感じていましたが、新しく店の後継者が見つかり9月から再スタートすることに。これまでキッチンカーでフードを提供してきた新店主は、名店の味を受け継ぎつつ、新しいアイディアやノウハウも取り入れながらさらなる繁盛店を目指します。
地元の名店を承継。新店主はキッチンカーと二足の草鞋
長年愛されてきた店を、ほぼそのままの形で残している店内。
カウンターと小上がりの席にロースターがあり、上品さが漂います。
新しく「桃園」のオーナーとなったのは、松井幹夫さんと晴美さんの夫妻。
もとはキッチンカーで五平餅やみたらしだんご、けずりイチゴなどを販売していて、イベントやカターレ富山のホームゲームなどに出店していました。
魚津市出身の松井さんは、地元で愛される名店「桃園」が閉店するという噂を耳にして、その味を承継したいと手をあげたのだとか。
常連客からは「なくなると思っていた店が続いてうれしい」という感謝や「ぜひ頑張ってほしい」という激励の声が寄せられていて、松井さん夫妻の励みになっているんだそう。
これまでのキッチンカーの営業も続け、これからは「桃園」と二足の草鞋で頑張っていくのだとか。
「桃園」オススメの肉メニュー3選
そんな松井さん夫婦が引き継ぐ「桃園」の自慢は、なんといっても質が高い肉。その中からオススメの3選を紹介します。
店のイチオシ!「和牛あぶり」
店の看板メニューであり、イチオシが「和牛あぶり焼」。
牛モモの先端部分の希少部位「イチボ」をあぶりにして、うすくスライスしたものです。
焼き目は香ばしく、食感はとろけるようなやわらかさ。
自家製ポン酢ともみじおろしで食べると、さっぱりした味わいで、噛むほどに旨味があふれます。
和牛が1000円以下! 厳選した厚切りの「和牛カルビ」
焼肉の定番メニューで、「桃園」でも人気なのが、カルビ。
脂の甘みと牛肉の旨味をガツンと感じられる1品です。
こちらの和牛カルビは、しっかりとサシが入っていますが、しつこさはなく口どけのいい脂です。
品質も味も自信を持って提供している和牛カルビ。
長年の常連客にも配慮して、価格は以前のものから変えないように設定しているのだとか。
そんなわけで、しっかりサシが入った上質な和牛のカルビが1人前1000円アンダーの980円。客をよろこばせたいという店のもてなしを感じます。
とろける食感が絶品! 「特選和牛ヒレ」
こちらは特選の和牛ヒレ肉。
リーズナブルな和牛カルビだけでなく、豪華な肉が味わえる品ぞろえの豊富さも「桃園」の魅力のひとつです。
値段にびっくりしますが、こちらの特選ヒレ肉は、同じヒレの中でも少量しかとれないという希少なもの。
噛む前にとろけてしまうようなやわらかさで、脂に上品な甘さがあります。
ランチタイムの新メニュー「ガパオライス」
松井さんが店を受け継いでから、新たな料理がメニューに加わります。
10月から昼の営業時間に販売開始予定の「ガパオライス」です。
タイに10年ほど住んでいたことがある経験を活かし、現地で食べ歩いた本場の味を「桃園」でも提供することにしたのだそう。ピリッとしたスパイスとハーブの香りが効いて、ごはんがすすみます。
30年以上にわたって愛された変わらない味と、新しい店主の個性がプラスされた新しい味。ふたつの魅力で、これからますます愛される店になりそうです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2025年9月25日放送
記事編集:nan-nan編集部



