富山県立山町と長野県大町市を結ぶ「立山黒部アルペンルート」。
3000m級の山々が連なる北アルプス 立山の四季や険しい黒部峡谷とダム湖など、ダイナミックな自然の絶景を楽しむことができる世界有数の山岳観光ルートです。
紅葉が見られる秋は、高低差が約2000mのルートがもっともゆたかな表情を見せる季節のひとつ。標高2450mの室堂平を筆頭に、大観峰や黒部ダム、美女平と1か月ほどかけて山肌の色が移り変わっていきます。
今回はアルペンルート内でも1、2を争う紅葉の名所、「タンボ平」の見どころを紹介します。
1.7kmを支柱なしで 日本一のロープウェイは“動く展望台”
立山黒部アルペンルートは、西側の富山県立山町から立山連峰の主峰・雄山の真下を通り、黒部湖、そして後立山連峰の下をくぐる関電トンネルを経て長野県大町市へと至る総延長37.2km、高低差1975mの山岳ルート。
ケーブルカーやバス、ロープウェイなどを乗り継いで移動することができるので、体力に自信がないという人も気軽にでかけることができる紅葉の名所です。
ルート内随一の紅葉の名所「タンボ平」
紅葉シーズンに出かけるなら、必ず抑えておきたいビューポイントが「タンボ平」です。
富山県側からアクセスする場合は、室堂ターミナルから電気バスに乗り換えて雄山の真下「立山トンネル」をくぐり、標高2316mにある大観峰へ向かいましょう。
駅に到着したらまずは展望台へ。
背後には錦秋に輝く立山の“裏側”を臨むことができます。
山の中腹にせり出すように立つ展望台で思いっきり山の空気も味わってください。
そして、お待たせしました。
眼下に広がるのが、標高1828mの黒部平まで続く緩やかな斜面。ここが紅葉の名所、「タンボ平」です。
展望台から見わたす限りの紅葉の絨毯を堪能したあとは、立山ロープウェイの乗って楽しむのがオススメです。
途中に遮るものがない! ワンスパン式のロープウェイ
立山ロープウェイは、途中に支柱がない「ワンスパン方式」として日本一長い約1.7kmを誇るロープウェイ。
客車の大きな窓からは、ダケカンバの黄色が目の前に広がります。
大パノラマの車窓から360°見わたす限りの絶景を楽しめるため、“動く展望台”とも呼ばれているとか。
空中散歩をするように長い距離をゆっくり移動するロープウェイは、一生に一度は体験しておきたいアルペンルート屈指の観光スポットです。
ちなみに、ロープウェイの支柱が1本もないのは、立山の冬が想像を絶するほど厳しいから。このエリアは雪崩が多く、ひとたび雪崩が起きると、支柱ごとのみこまれて流されてしまうため、建てることができないんだとか。
また、安全運行のために、整備士さんが毎日ローラーまわりをチェックし、客車の上に乗ってローラーを点検しているんだそう。雄大な絶景を楽しめるのも、安全を守り続ける皆さんがいるからこそです。
タンボ平(大観峰〜黒部平)の紅葉の見ごろは、例年10月上旬から中旬ごろ。
時期によっては、高山には雪、麓のほうには緑の葉が残り、その間を赤や黄のじゅうたんが彩るという「三段紅葉」も楽しめます。ほかにはない絶好の紅葉スポットです。
紅葉とあわせて楽しみたいイベント
10/7 桐朋アカデミートロンボーン 三重奏団によるミニコンサート
桐朋アカデミートロンボーン 三重奏団によるミニコンサート
開催日:2025年10月7日(火)
時 間:1回目11:30~、2回目13:30~
ミニコンサートで演奏するのは、富山市呉羽にある桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程に在籍するメンバーによるトロンボーン三重奏グループです。
誰もが一度は耳にしたことのある親しみやすい楽曲を中心に、3本のトロンボーンによる重厚であたたかみのある音色を楽しめます。
~10/10 推し乗り物投票キャンペーン
立山ロープウェイや、日本でひとつだけの全線が地下式となる黒部ケーブルカーなど、貴重な乗り物体験ができることも、立山黒部アルペンルートの大きな魅力のひとつ。
9月20日の「バスの日」と10月14日の「鉄道の日」にちなんで、この期間中、“推し”の乗り物に投票できるキャンペーンが行われます。
立山ケーブルカー・立山高原バス・立山トンネル電気バス・立山ロープウェイ・黒部ケーブルカー・関電トンネル電気バスの6つの乗り物から自分が好きな乗り物を選んで投票。
人気ナンバー1がどれになるのか、楽しみですね。結果は10月13日に発表されます。
投票期間:9月20日(土)~10月10日(金)
結果発表:10月13日(月・祝)
投票場所:アルペンルート内各駅に設置された投票箇所
立山黒部アルペンルート 最新紅葉情報&紅葉スポット ライブカメラ画像
https://www.alpen-route.com/autumn-leaves/
写真提供:立山黒部アルペンルート
記事編集:nan-nan編集部



