1000年以上にわたって都が置かれ、歴史と文化が息づく京都。その京都が全国トップクラスの「パン好き」な都市というのは、有名な話ですよね。
一説によると、合理的で新しいもの好きの京都の人は、身の回りに伝統食があふれているため、おやつや軽食には手軽に食べられるパンを好むんだとか。
そんな京都で修行を積んだスタッフが手掛けるパンの店が富山市にあります。
まちの中に溶け込んで、毎日でも立ち寄りたくなるような“普段使い”のパン屋さんです。
毎日通いたくなる「まちのパン屋さん NIjIPAN」
店の名前は「まちのパン屋さん NIjIPAN(にじパン)」。
城址公園から掛尾まで、国道41号と並行するように走るすずかけ通り、近くには学校や科学博物館、城南公園もある西田地方町です。
黒いシックな壁に赤いテント生地の屋根がかわいらしい建物。一般的なパン店のように見えますが、ちょっと変わっているのが立地。電器店の敷地内に店を構えます。
電器店の敷地内に立地 人の交流を目指す
「NIjIPAN」を手がけるのは、富山市内で電器店を営む「K-DIC(ケーディック)」。
コロナ禍で人の交流や接触の機会が失われていた2022年に、代表の黒田さんが「再びみんなが集う場所を作りたい」と、本社とショールームがある敷地の中にオープンしました。
電器店とパン店。
業種はまったく異なりますが、まちに根差した電器店として地域の住民たちの困りごとに応えてきた黒田さんだからこそ、新しい交流の場を作りたいという想いにつながったのかもしれません。
毎日でも通いたい 常時50~60種の豊富な品揃え
店に入ると、小麦のいい香りが立ち込めています。
常時50~60種類も用意されているというパンは、日本一の激戦区といわれる京都の人気店で修行を積んだスタッフが手掛けるもの。
丹精込めて仕込んだ自家製生地を、毎日、店で焼き上げています。
黒田さんの想いを汲み取って、お年寄りでも子供でも、好みや世代を選ばずによろこんでもらえるラインナップ。
あげパンやつぶあんパンなど、昔ながらの定番のパンや惣菜パンなどが並びます。
真っ黒なカレーが人気「牛すじ黒カレーパン」
人気メニューのひとつがカレーパン。具材の形が崩れてなくなるまで煮込まれたカレーは、色が真っ黒なのが特徴です。
カラリと揚がった外側はさっくりした食感で、カレーは牛すじの旨みがぎゅっとつまった味わい深いパンです。
手のひらいっぱい 店のイチオシ「大きなメロンパン」
店のイチオシは、大きなサイズのふわふわメロンパン。
北海道産のフレッシュバターをたっぷり使用していて、風味がよいのが特徴です。
生地は空気をたっぷり含んで軽い食感。サイズは大きいですが、軽く食べられてしまいます。
うれしいのはサイズや味だけじゃありません。なんとこのメロンパン、最近値下げしたのだそう。「物価高騰で大変な時代だけど、たくさん食べてもらいたい」という店の想いが込められています。
まちに根差した電器店のノウハウを活かし、気遣いや配慮がいろんなところに活かされています。電器店の入り口には、パンの詰め合わせが買える自動販売機が置かれ、夜でもパンを買うことができるんだとか。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2025年9月4日放送
記事編集:nan-nan編集部



