富山県東部に位置する入善町。
日本では珍しい平地の湧水地帯の杉林として国の天然記念物に指定される「杉沢の沢スギ」をはじめ、春には雪渓の北アルプスとチューリップ畑、夏のジャンボ西瓜や、海洋深層水で浄化した牡蠣など、豊かな自然とその産品に恵まれた町です。
そんな入善町で、地元の人たちが利用する複合施設「健康交流プラザ サンウェル」の中に地場の食材をふんだんに使った料理が食べられるカフェ&レストランがあります。
地元食材の魅力にこだわり、塩まで入善産!
からだにやさしい手料理
店の名前は「GRATINER(グラチネ)」。
入善町役場や中央公園と総合体育館のすぐ近く、健康チェックや相談などの施設と多目的ホールや料理教室を行う調理実習室などが集まる複合施設の1階、大きな窓が開放的な空間でランチやデザートを味わうことができます。
店の名前になっている「GRATINER」は、フランス語。オーブンなどで加熱して焼き色や焦げ目をつける調理技法のことで、日本ではグラタンが身近に知られていますが、ほかにもさまざまなオーブン料理に使われます。
というわけで、「GRATINER」ではグラタンやドリアなどの食事メニューから、旬のフルーツを使用したフルーツグラチネやこんがり焼き目が香り高いクリームブリュレなどのデザートメニューまで、グラチネ料理をメインに楽しむことができます。
さらに、シェフの河内利江さんがこだわるのが、入善町の野菜や果物など、地元産の食材を主に使用すること。からだにやさしい手作りの料理をモットーに、海洋深層水から作られた「入善うま塩」や入善特産の黒千石大豆、農家から直接仕入れる食材や近隣の地場食材を使って料理を提供しています。
ランチの人気は、黒豆茶ごはんを使ったドリア
ランチのセットメニューは、月替わりの「大人様ランチ」。
メインを2種類から選ぶことができますが、人気はドリアです。
ピラフなどのごはんの上にベシャメルソースをかけて、具材やチーズをのせて焼き上げるといった手間暇のかかる料理ですが、こんがりと焼けたチーズや野菜の濃厚な味を楽しむことができます。
黒豆茶ごはん 季節のお野菜のミート豆乳ソースドリア 1500円
(大人様ランチ ※2024年6月)
ドリアに使われているごはんは、「黒豆茶ごはん」。
入善町で栽培されている極小サイズの黒豆、黒千石大豆を炊き込んています。
「黒千石」は、新しい特産物を作ろうと2008年から入善町で生産されている黒豆で、ポリフェノールなどの栄養価を多く含んでいます。
黒豆茶として販売されることが多かった黒千石を料理にも取り入れようと、河内さんが米と一緒に炊いてみたところ、少しほろ苦くてドリアとの相性が抜群だったんだそう。
トッピングの具材は、毎朝直売所から仕入れる入善産の新鮮野菜。
旬の野菜は味がよく、旨味も強いので、濃厚なベシャメルソースに負けません。ほどよく食感を残して焼き上げてあるので、シャキシャキ感も楽しめます。
デザートもオーブンで!こんがり甘みが濃縮されたフルーツグラチネ
旬のフルーツを使ったパフェや、黒豆茶のロールケーキなど、デザートメニューも豊富な「GRATINER」ですが、グラチネの技法で仕上げた店の看板メニューはフルーツグラチネ。
フルーツグラチネ 600円
卵黄に水や酒、砂糖を加えて作るプリン液のようなサバイヨンソースに、入善産のフルーツをたっぷりと入れてオーブンで焼き上げたデザートです。
焼き上げることで、白ワインのほのかな香りがふんわりと立ち上がり、フルーツの甘みもより一層引き出されます。
スキレットで温かいままいただきます。
濃縮されたフルーツの甘み、卵黄のまろやかなコクがあわさって、ずっとその余韻に浸りたくなるようなおいしさです。
「GRATINER」では店内で味わう通常営業のほかに、食事やデザートのテイクアウト、オードブルの注文ができ、さらにスイーツビュッフェなどのイベントも開催しています。子供用の遊具が豊富な入善町中央公園で遊んだあとの食事や休憩に、家族で一緒に楽しむのもよさそうです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2024年6月14日放送
記事編集:nan-nan編集部



