のどかな田園風景が広がる散居村のまち・砺波市。
雪解け水とおいしい米が自慢の砺波で江戸時代から酒を作り続けてきた老舗の酒蔵に2022年、レストランが誕生しました。
店の名は、「竈flamme炭三郎(かまどフラムたんざぶろう)」。
かまど炊きのごはんを主役に、自然豊かな富山の食材で作った料理を味わえるのが特徴です。
店を営むのは、加賀藩から免許を受けて酒造りを始めた越中の豪農にルーツを持つ若鶴酒造。
清酒造りでは昔ながらの「若鶴」に加えて「苗加屋」「玄」といった新しい自社ブランドを立ち上げ、北陸唯一のウイスキー蒸留所を再生させるなど、歴史と伝統を生かしながら新しい味わいづくりに積極的に取り組んでいます。
その一端を担うのが、発酵文化を守りつつ発展させるコンセプトで生まれた「竈flamme炭三郎」。
職人が毎日かまどに火を起こして炊き上げるというごはんは、ふっくらとツヤがあって、土地の食材や地物の味噌・醤油、地酒などとの相性が抜群です。
万福蔵ごはん 1600円
米は富山のコシヒカリ。
丁寧に炊き上げる米は香りと甘みが高く、直火ならではのこうばしさも加わります。
さらに、酒蔵にあるレストランならではの特徴となるのが、薪。
使わなくなった枡やウイスキー樽を再利用していて、自然にやさしく、なんだか木の香りも特別なように感じられます。
火力調整は、職人の腕の見せどころ。
かまど炊きは豪快なように見えますが、米のうまみを引き出すために繊細かつ丁寧に薪の量や加減を調整しています。
炊きあがり、蒸らしも終わった米は、ふっくらでツヤツヤ!
1粒1粒が立っています。
強い甘みのごはんは、おかずがなくても十分おいしく食べられますが、かまど炊きごはんをよりいっそうおいしく食べられるようにと趣向を凝らした料理もまた魅力的です。
酒粕を使った粕汁に、
低温で火を入れた、麹に漬け込んだ豚ロース。
昆布締めなど、富山の味を楽しめる小鉢も。
ランチではたくさんのおかずが楽しめる御膳のほか、カレーやローストビーフ重などもラインナップ。
もちろん、すべてのメニューでかまど炊きごはんを楽しむことができます。
砺波の自然の恵みを象徴するかのような、米。
その米を主役にしたおいしいごはんで、地域の食文化や魅力を再認識することもできそうですね。
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2023年10月13日放送
記事編集:nan-nan編集部



