ピザをメインにサービスするイタリアン、ピッツェリア。
日本ではピザというとデリバリーのイメージも強いですが、レストランで食べる焼きたてアツアツのピザは格別です。
富山県高岡市にある「MAKANA PIZZA(マカナピッツァ)」も、本格的なイタリアンピッツァが味わえるピッツェリアのひとつ。
「MAKANA 」は、「贈り物・プレゼント」という意味のハワイ語です。
「おいしいもの、楽しい時間や空間をお客様にプレゼントしたい。高岡に今までなかったようなお店にして、高岡を盛り上げていきたいなと思っています」
こう話すのはオーナーの阿部亮介さんです。
人気のキッチンカーから歴史あるまちのリノベ長屋へ
ふらっと立ち寄れる趣きあるピッツェリア
阿部さんが「盛り上げていきたい」と語る高岡市は、鋳物などの伝統工芸が盛んで、文化的なまちなみが残る歴史都市。近年は、昔ながらのまちなみや工芸品と若い人の感性が溶け合った個性的な店なども登場しています。
そのひとつが、高岡大仏のおひざもと、坂下町にある複合施設「サカサカ」。長らく空き家になっていた長屋をリノベーションし、飲食店や美容室、交流できるスペースを備えた新しい場として生まれました。
「MAKANA PIZZA」が店を構えるのは、そんなサカサカの一角です。
キッチンカーでの移動販売専門だったMAKANA PIZZA。
人気のあまり、実店舗をオープンしたのは、2022年12月です。
店内は1階が厨房になっていて、カウンターの奥にあるピザ釜からはいい香りが漂ってきます。
イタリアから取り寄せたというピザ窯の火力は、500℃にも上ります。
高温で焼き上げること1分半。
短時間で一気に焼き上げるため、中はふわっとした生地の食感を残しながら、表面をカリッと香ばしく仕上げられるのがポイントです。
メニューに旬の食材を使ったラインナップが並ぶのも、本格的ピッツェリアならでは。
今回は、「秋刀魚と糠イワシのマリナーラ」を注文しました。
脂がのった秋刀魚と・糠イワシは苦みもほどよく、アンチョビをほうふつとさせます。それでいて、しっとりとした身の甘みはおいしく、酸味があるマリナーラソースとの相性が絶妙です。
高温で焼き上げているからこその、カリッとした食感や焼き目の香ばしさもなかなか奥深い味わいです。
イタリアから取り寄せた小麦粉を使っているという生地も、ほどよく厚みがあって、耳のほうはしっとりとモチモチ。ソースと一緒に食べることで風味豊かな味わいが口いっぱいに広がります。
MAKANA PIZZAでは、ピザのほかにもパスタや一品料理を提供しています。
さらに、ドリンクのクラフトビールの品ぞろえも豊富。
料理と合わせる銘柄を考えるのも楽しそうです。
2階の飲食スペースは約30席。
ウッディーな壁やテーブルと、リノベーション前の古民家からそのまま生かした柱や天井の梁が組み合わさり、歴史と新しさを同時に感じることができます。
店の表を走るのは、路面電車の万葉線。
戦後まもない頃から運行され、まちなかを走り続けてきた歴史と豊かさの象徴です。
「人と人のつながりが、あたたかいですよね」
オーナーの阿部さんは東京で飲食店を経営していましたが、奥さんの故郷である高岡を気に入り、店を開業させました。
「高岡をもっと盛り上げていきたいし、そのシンボル的存在になれるよう頑張ります」(阿部さん)
まちと人を感じながら、ぶらりと焼きたてのおいしいピザやアルコールに舌鼓を打つ。そんな豊かな時間を楽しめそうな場所が、高岡にまたひとつ、増えましたね。
▼複合施設「サカサカ」。他の店舗もぜひチェック!
出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
2023年10月5日放送
記事編集:nan-nan編集部



