新米の美味しい季節。
富山のつやつやごはんにぴったりのおかずが、2023年9月、登場しました。
それが、富山県上市の里山の駅「つるぎの味蔵」で販売されている手作りメンマ。
完全手作りの純国産メンマ
味は「しょうゆ昆布」「ゆず塩こうじ」「鶏ガラしょうゆ」の3種類。
タケノコ(幼竹)を塩に漬け、3か月間寝かせることで、柔らかくすると同時にうま味もアップさせています。
ラーメンの具や晩酌のおつまみ、箸休めの小鉢などに便利です。
そして、そのメンマをさらに進化させた新商品が「ごちそうの具」。
こちらもアンチョビトマト、ねぎ味噌、火鍋風の3種類展開。
メンマのコリコリした食感を残しつつ、細かく切られてしっかり味付けされているため、食べる調味料のように使えます。
炊きたてのほかほかごはんにのせて食べることはもちろん、冷奴やきゅうりに加えたり、卵かけごはんや納豆ごはんに混ぜたりと使い方は自由。
ちょっと加えるだけで、いつもとひと味違うアレンジレシピに…なんてこともできそうです。
食べると山が守られる!?
「おいしい」だけじゃない国産メンマ
ただ、このメンマ、食べると「おいしい」だけじゃなく、ちょっとした地域貢献につながるんです。
それが、里山の活性化。
「メンマを食べることは、山を守ることにつながります。ひいては地域の雇用にもつながるので、たくさんの方に食べてもらえたら嬉しいです」
こう語るのは、メンマを製造・販売する竹取キッチンの茶木勝代表です。
1日に数メートル伸びることもある竹は、驚異的な繁殖力を持ち、根を広げながら毎年新しい竹を生やし続けます。
そのため、定期的な管理や伐採をしないと他の植物の成長阻害や土砂災害の原因につながるんですが…竹の利用頻度が年々減少し、所有者の高齢化などもあって放置され、全国的に「竹害」として問題となっているのです。
そこで、収穫されなかったタケノコを、竹に生長する前の幼竹の段階で伐採・加工し、おいしく食べようと作られたのが、このメンマなのです。
全国で同様の取り組みが広がっており、富山県上市町にある白萩地域の山村活性化協議会では「竹取キッチン」というプロジェクトを立ち上げ、試行錯誤の末に手作りメンマを完成させました。
現在、日本国内で流通しているメンマの99%は、海外からの輸入品で、主に麻竹(マチク)を使用しています。
が、日本で竹害を引き起こしているのは、主に孟宗竹ということで、竹取キッチンのメンマも孟宗竹。
タケノコの加工から味付け、袋詰めまで、すべてを手作業で行っています。
胃袋だけじゃなく、里山もよろこぶ手作り国産メンマ。
あなたの箸が山を元気にする…かもしれません。
【店舗情報】竹取キッチン
(白萩地域山村活性化協議会 純国産「メンマ」プロジェクト)
住所 富山県中新川郡上市町広野2488(「里山の駅 つるぎの味蔵」内)
営業 10:00~16:00(里山の駅 つるぎの味蔵)
電話 076-472-0170
定休 水曜(里山の駅 つるぎの味蔵)
竹取キッチン
https://taketori-kitchen.jp/
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2023年9月15日放送
記事編集:nan-nan編集部



