日本一小さな村として知られる富山県舟橋村。
富山市中心部から近い上に自然も豊かなことから、住みやすい環境が整っていて、平成に入ってから人口が倍増した村でもあります。
そんな舟橋村に2023年6月、イタリアンの店がオープンしました。
店の名は、「dadada_(ダダダ)」。
出発点を意味するイタリア語の「da」と強調する意味を持つ「_(アンダースコア)」を重ねることで、人が集い、そこから広がっていく空間をイメージして名付けられました。
扉を開けると、大小の丸い筒を使ったオブジェが出迎えてくれます。
実はこれ、巻き芯として使われている「紙管」を再利用したもので、店内の壁紙などにも使われています。
コンセプトはサステナブル
紙材の特性を活かした柔らかい空間
dadada_は、富山市で古紙問屋を営む島田商店と焼肉やハンバーガーなどの飲食店を営むガネーシャとのコラボ店。
店のコンセプトは「サステナブル」で、至るところに紙材をリサイクルやアップサイクルした装飾が見られます。
丸みを帯びた紙材の雰囲気からは、落ち着きや柔らかいやすらぎを感じることができます。
店の中央には、ピザ窯と薪オーブンを備えた厨房があり、薪のいい香りが漂っています。
ぐるりとフロアを囲む4000冊の古本
大きな窓からは自然光が降り注ぎ、店内はとっても開放的。
木のぬくもりを感じるテーブル、椅子に…と見わたすと、目を引くのはぐるりと囲む本棚です。
店内の壁は本棚になっていて、絵本や美術本、カルチャー誌など、約4000冊もの古本が並んでいます。
「本来ならば古紙として回収された本や雑誌は、再生紙の原料として溶かされてしまう。何らかの形で利用して残すことはできないかと…」
こう話すのは、島田商店の代表取締役 島田好美さん。
子供向けの絵本もあって、自由に読むことができます。
注文して料理が届くまでの間、スマートフォンではなく、本を手にとって、デジタルとは違うアナログのよさも感じてもらえたら…という思いで揃えられた古本の数々。
気になる本がないか探してみるだけでも、今までとはちょっと違うランチタイムを過ごすことができそうな予感がしませんか?
ピザ窯と薪オーブンで焼き上げる和牛やスイーツ
さて、お待ちかねの料理です。
- ファミリアビスマルク
ピザ職人歴10年の料理長、小川悠シェフが「親子丼」をイメージし、鶏肉と卵をトッピングしたビスマルクは「ファミリアビスマルク」と命名!
卵黄にナイフを入れたら、ピザ全体にたらりと回しかけてみてください。
とっろとろ卵黄のシズル感がたまりません。
卵黄とチーズ、窯で香ばしく焼かれた鶏肉の風味が口の中で絶妙に絡み合います。
- 富山農家オルトナーナ
オルトラーナは、イタリア語で「菜園」という意味。富山の農家が作った旬の野菜をふんだんに使ったパスタです。
麺は細目のものを使用し、オイルベース。
トマトがオイルによく絡み、さっぱりしていながら、酸味がクセになる味わいです。
- 牛肉のグリル150g
飼料からこだわって育てられた和牛を香ばしく焼き上げています。
薪窯で焼くことにより、繊細な肉質の旨みを閉じ込め、いっそうおいしく仕上がっています。
かけられているのは、バルサミコソース。
肉本来のおいしさが際立たせるため、ソースはあえて薄めです。
和牛の旨みを心ゆくまで堪能しましょう!
- 窯焼きチーズケーキ
最後の仕上げとして窯で焼き、香り付けをしているというチーズケーキ。
香ばしさが独特な味わいで、ベリーソースをつければまた違う味わいに。
一口ひと口ゆっくりと味わいたいスイーツです。
薪が並んだテラス席では、ペット同伴で食事を楽しむことができます。
目の前に広がる里山の風景を楽しみながら、子供やペットと一緒にゆったりと時間を感じるのもいいかもしれませんね。
出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
2023年7月25日放送
記事編集:nan-nan編集部



