※この店舗は2025年11月に閉店しました。
木彫り工房が並び、情緒あふれるまち並みが特徴の南砺市井波で、今、ちょっと変わったひんやりスイーツが人気になっているのをご存知ですか。
富山県南砺市の井波地域は、木彫りのまちとして全国から彫刻職人が集まるまち。
北陸最大の大伽藍を持つ古刹、井波別院 瑞泉寺の本堂再建に伴って江戸時代に京都から御用彫刻師が派遣され、その技法を学んだことが始まりとされています。
今でも瑞泉寺門前の八日町通りには多くの木彫り職人が工房を構え、木槌の音が響いていて、その風情あふれるまち並みは、2018年に日本遺産に認定されました。
そんな歴史と伝統のある八日町通りに、2023年4月にオープンしたのが「カフェ・トート」。
関西を拠点にキッチンカーを経営していた店主の山口さんが、SNSで井波に興味を持ち、このまち並みを気に入ったことから、春まで空き家だった現在の場所に実店舗を構えました。
まちの観光拠点として、狙うは、まち歩きを楽しみながら、食べたり休んだりすることができるカフェ。
イチオシは、かき氷とクリームソーダをかけ合わせた「食べるクリームソーダ」です。
ストローで吸うと、ソーダのシュワシュワ炭酸と一緒にシャーベット状の氷が口の中に流れ込み、溶けていきます。
メロンソーダともかき氷とも違うこの食べ心地は、今までありそうでなかったさわやかな新感覚で、暑い夏のまちめぐりにはぴったりです。
そのほか、食べる抹茶ラテや、いちごゴロゴロ練乳アイスなど、独創的なカフェメニューがたくさんありますよ。
ちなみに「tOOT」という店の名前は、店長・山口卓さんの名前に由来するんですが……わかりますか?
「tOOT」を縦にすると………
卓になるんです。
こんな遊び心”た~く”さんの山口卓さん、開業した店は「空き家の有効活用」ということで賃料が安く、その分のお金を設備投資や商品開発に費やすことができました。
「食べるドリンク」シリーズはそうした経緯から生まれた新メニューですが、それ以外にも、韓国発祥のクロワッサンとワッフルを組み合わせた「クロッフル」も商品化しています。
クロワッサンともワッフルともちょっと違う、サクッとした新食感はやみつきになります。
新しい挑戦を応援してくれる地元住民たちとのコミュニケーションにワクワクしているという山口さん。
瑞龍寺や木彫り工房の見学のような従来の観光に加えて、近年は八日町通での猫探しや木彫り体験ができるようになり、2023年秋には新たな宿泊施設がオープン予定と、観光地として注目を集めている南砺市井波。
まちを散策しながら新感覚のグルメを楽しんでみるのもいいかもしれません。
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2023年7月7日放送
記事編集:nan-nan編集部



