見た目も、味も、宝石級!
“失敗”が生んだ富山のご当地パン
新潟県糸魚川市と富山県の県境にある朝日町。
東西約4kmに渡って広がる宮崎・堺海岸は、糸魚川と並んでヒスイ(翡翠)が採れる産地として有名で、「ヒスイ海岸」として知られています。
ヒスイは、プレートが沈み込む一帯でしかできないことから世界的にも産地が限られていて、天然のヒスイを採ることができる朝日町のヒスイ海岸には県内外から数多くの観光客や鉱物ファンが訪れています。
そんなヒスイ海岸がある富山県朝日町のちょっと変わったご当地パンが、「ヒスイパン」。
およそパンでは見たことがないような、鮮やかなエメラルドグリーン。
つやっつやに照り輝く緑は、ヒスイをイメージしたものなんだとか。
実はこの緑の部分、天然のべニコウジとクチナシで色づけされた「ようかん」なんです。
パンにようかん!?と意外な組み合わせに思うかもしれませんが、中の断面図を見れば納得! こしあんがたっぷり入ったあんパンだってわかると、おいしそうな気がしませんか?
たっぷりのこしあんとヒスイ色のようかんを使っているため、手にした瞬間に重みをずっしりと感じます。その分、食べ応えも十分にありますが、甘さはそんなにあと残りしません。
この「ヒスイパン」を製造・販売しているのは、地元の朝日町でパン店を営み、学校給食のパンなども手がける清水製パン。
無添加素材や国産小麦などにこだわっていて、子供からお年寄りまで幅広い世代に愛されています。
そんな清水製パンで「ヒスイパン」が生まれたきっかけは、ある失敗からでした。
ある日、先代の店主があんパンを焼きすぎてしまい、パンの表面に黒い焦げができてしまったそうです。困った店主は、とっさに近くにあった緑色のようかんでコーティングし、隠したそうですが…なんと、これがお客さんから大好評! レギュラーメニューとして商品化することになったのです。
失敗をただの失敗で終わらせない、アクシデントから生まれたご当地パンなんですね。
現在はインターネットでも販売していますが、わざわざ県外からお店や工場まで足を運ぶ人も少なくありません。
「日本の渚百選」にも選ばれているヒスイ海岸とセットで楽しみたいご当地グルメです。
清水製パン
住所:富山県下新川郡朝日町金山406
電話:0765‐82‐0507
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日
お店の情報はコチラ
https://www.shimizupan.jp
ヒスイ海岸に関する情報はコチラ
https://www.asahi-tabi.com
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2022年4月8日放送
記事編集:nan-nan編集部
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