富山県砺波市のチューリップ公園で毎年4月下旬から5月初旬に開かれる、となみチューリップフェア。
水稲の裏作として国内で初めて本格的なチューリップ栽培が始まり、その生産が盛んなことから、市を挙げての華やかなイベントとして全国各地から観光客が訪れます。
300品種300本ものチューリップを使った大花壇や花の大谷などの色とりどりの展示は大人から子供まで楽しむことができますが、目と心が満たされたあとは美味しいごはんでおなかも満たしたいところ。
今回はそんな方へうってつけ、チューリップフェアに行ったなら一緒に訪れてみたい、砺波の名店グルメをご紹介します。
ミシュラン掲載店「蕎麦 福助」
散居村に移築したリノベ古民家で食べる日本蕎麦
香りとすすりやすさにこだわった九割蕎麦
まずご紹介するのは、チューリップフェア会場の砺波チューリップ公園から車で5分程の場所にある「蕎麦 福助」。
ミシュランガイド北陸2021の「砺波・南砺エリア」で、コストパフォーマンスに優れた良質な料理を提供するお店としてビブグルマンを獲得した、人気の名店です。
福助の蕎麦は江戸前。見た目も美しく切り揃えられた細麺です。
香りを逃さないように店内の石臼で挽いた蕎麦粉を9割、そこにお隣の高岡市で収穫された小麦粉1割をブレンドし、香り高く甘みのある味わいに仕上げています。
「太めだと、噛んで鼻に香りが抜けておいしいっていうのもありますが、やっぱり疲れちゃうので。するするっと味わえるように、結構細めに切っています」(店主・西村さん)
絞りたて生醤油のつけ汁で引き立つ鴨肉の旨み
看板メニューは「鴨汁せいろ」。
こちらもお隣の小矢部市にある醤油醸造元から取り寄せた、絞りたての生醤油を使ったつけ汁がポイントです。鴨肉の味わい深い旨味とネギの甘味が加わり、思わずつけ汁だけを飲み干したくなるほどのおいしさ。
「だしの香りが勝ち過ぎてもダメだし、お蕎麦の香りが勝ち過ぎてもダメ。本当に蕎麦はバランスが難しい」(西村さん)
つけ汁と蕎麦のバランスも楽しみながら味わって下さい。
古民家をリノベーションした趣ある建物は、わざわざ富山県黒部市の山間部から移築してきたもの。その佇まいは見惚れてしまうほど美しく、砺波の散居村にもぴったりと合います。
日本一のチューリップを楽しんだ後は、こだわりの蕎麦とこだわりの建築で日本らしい食文化を楽しんでみるのもオツかもしれません。
【店名】蕎麦 福助
【住所】富山県砺波市林947‐1
【営業時間】11:30~15:00(LO14:30)蕎麦が売り切れ次第終了
【定休日】月曜日※祝日の場合は翌火曜日
お店の情報はこちら
https://tonami-fukusuke.com/
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2019年12月13日放送
新鮮な魚を堪能できるコスパ最高ランチ
「さかな工房 海鮮 蔵」
開店と同時に売れきれ御免!?
並んででも食べたい尾頭付きランチ
続いてご紹介するのは、富山県ならではの新鮮な海の幸をリーズナブルにいただくことができると評判の「さかなや工房 海鮮 蔵」。
10種類以上の魚を堪能できる「もてなし御膳」は尾頭付きの刺身、天ぷら、小鉢、デザートもついています。普段から美味しい魚を食べている富山県民でも納得の味わいとボリューム!
この豪華な人気定食をお目当てに県内外からお客さんが訪れていて、開店と同時に売り切れてしまう日もありますから、ご注意を。
「魚釣りが大好きで、毎日魚と戯れたくてこのお店を出しました」
こう語るのは、店主の水口さん。
そのため採算ほとんど度外視で、自ら釣り上げた新鮮な魚も提供しています。
そんなお店ならではの、知る人ぞ知る裏メニューが「ノドグロのお茶漬け」。
知る人ぞ知る裏メニュー
ノドグロをたっぷり使った贅沢茶漬け
富山県や石川県などの日本海側で水揚げされ、その脂がのった上品な味わいから、今や高級魚として食通に愛されるアカムツを贅沢に盛り付けた一品。
実はメニュー表には載っていませんが、夜にお刺身の盛り合わせを注文した客にのみ、格安で提供されています。
(※ ノドグロのお茶漬けだけの販売はしていません)
アツアツのだしをかけると、軽く焼き目をつけたノドグロの香ばしい匂いがふんわりと漂います。舌に乗せると、ほろり。白身魚とは思えないジューシーな脂がとろけます。
高級魚のノドグロをお茶漬けで味わえるなんて…自ら釣った魚を提供しているお店ならではの贅沢ですが、そこは水口さんの釣果次第。
毎日あるとも限りませんので、お店を訪れた際にはぜひ水口さんに聞いてみてください。
【店名】さかなや工房 海鮮 蔵
【住所】富山県砺波市千代135‐1
【営業時間】ランチ(平日のみ) 11:30頃~14:00
夜 18:00頃~22:00
生ネタがなくなり次第、終了。
【定休日】月曜日
お店の情報はこちら
https://instagram.com/kaisen_kura?igshid=YmMyMTA2M2Y=
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2021年2月26日放送
富山の米を使ったグルテンフリースイーツ
「糀ASOBI」のロールケーキ
材料はすべて富山県産!米粉と塩糀のロールケーキ
最後は、美容や健康にもうれしいと言われる糀を使ったスイーツが人気の洋菓子店「糀ASOBI(こうじあそび)」。
チューリップフェア会場の砺波チューリップ公園からエレガガーデン(富山県花総合センター)へと至る通称フラワーロードを約500m、歩いて行けるほど近くにお店はあります。
店のイチオシは、こだわりの塩こうじを使った高道ロール。
見た目は普通のロールケーキに見えますが、こうじの酵素の力を使って素材の美味しさを引き出しています。
生地は米粉を使用、小麦粉を使わないグルテンフリー。
米粉だけでなく、卵や牛乳など、食材はすべて富山県産にこだわっています。
さらに、塩こうじは、世界の名だたる料理人も御用達の南砺市・石黒種麹店の米こうじを使って、オーナーの中山さんが自ら手作りしています。
愛情を注ぎ込んで作った塩糀をロールケーキの生地に混ぜ込み、生地を寝かすこと1日。生きているこうじが発酵を続け、素材の旨味を最大限に引き出してくれると言います。
富山県産米の美味しさに惚れ込んでお店をオープンしたという中山さん。
こだわりの米粉と塩こうじで作ったロールケーキは、ふんわりした食感と、しっとりした雑味のない味わいを楽しむことができます。
「糀ASOBI」では、ロールケーキのほかにも、シフォンケーキやフィナンシェなど、こうじと県産食材にこだわった洋菓子がラインナップされています。
日本古来の発酵食品文化を使ったスイーツは、ご自分で味わうだけでなく、ギフトや手土産にしてもよいかもしれませんね。
【店名】糀ASOBI(こうじあそび)
【住所】富山県砺波市高道53‐2
【営業時間】10:00~15:00
【定休日】月曜日
糀ASOBIの情報はコチラ
http://www.kojiasobi.jp/
石黒種麹店の情報はコチラ
https://www.1496tanekouji.com/
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2021年2月12日放送



