トッピングは別盛り
スープと麺だけで味わう究極のラーメン
富山県氷見と聞けば、まず「ひみ寒ぶり」を思い浮かべる方も多いのでは?
ズワイガニやシロエビ、ホタルイカなど様々な旬の海の幸が獲れる富山湾、なかでも産卵前の脂が乗った美味として全国的にその名を知られているのが、氷見漁港で獲れるブランド魚「ひみ寒ぶり」です。
そんな氷見漁港では冬の寒ブリ以外にも、春はイワシやアジ、夏はマグロやトビウオ、秋はカマスやシイラなど、多くの魚が獲れ、氷見市内には新鮮な魚介を楽しむことができる寿司店や料理旅館が数多くあります。
そして、そんな魚自慢の氷見市にあって、氷見産の煮干しにこだわった絶品スープを味わうことができるのが、今回ご紹介するラーメン店「貪瞋痴(トンジンチ)」です。
2016年、2021年のミシュランガイドで、コストパフォーマンスが高く良質な料理を提供する店として「ビブグルマン」に選ばれていることから、すでにご存知の方も多いでしょう。
また、俳優の佐藤健さんが自身のYouTubeでお笑い芸人・千鳥のノブさんと一緒に訪れ、絶賛したことでも話題となりました。
店の一押しは「氷見産煮干しラーメン」。
店主の紅出利博さんが全国の名店を食べ歩き、唯一無二の味を追求してきた渾身の一杯です。
澄んだスープの黄金色にも驚かされますが、もっと驚くのはチャーシューや海苔などのトッピングが別皿で提供されること。
もちろん「まずはスープを堪能してほしい」との紅出さんの熱い想いがその理由で、一口含んでみると、あっさりしているのにコクがどんどんあふれ出る煮干しの旨味に唸らせられます。
スープは、地元・氷見産の煮干しでじっくりとった出汁と最高級の利尻昆布をベースに作られています。
数ある昆布のなかでも利尻昆布を使うのは、柔らかい味に仕上がるから。旨みの強い琥珀色の白醤油をブレンドしたこだわりのスープは、細めのストレート麺とのバランスが絶妙です。
岩海苔で味変も◎
鶏と豚の旨味がおいしい白醤油ラーメンも
チャーシューや煮たまご、メンマ、ネギなどの定番が並ぶトッピングの別皿には、一風変わった岩海苔が。
「岩海苔は、ぜひ後半で追加してほしい」と紅出さんに薦められるがままにスープに浸すと、その味は一変。磯の荒々しい香りが一気に広がり、上品でまろやかなスープとはまた違った味わいを楽しむことができます。
鶏と豚の脂が食欲をそそる白醤油ラーメンもオススメの一杯。
こちらも氷見産煮干しラーメンに負けず劣らずのシンプルな趣きですが、透き通った魚介だし系スープに大きなチャーシューの存在感が目を引きます。刻んだ玉ねぎの甘みと青ネギの香りがアクセントになり、スープは一滴も余すことなく飲み干したくなります。
超人気の名店だけに平日・土日を問わず、行列は必至ですが、氷見を訪れるならぜひ味わいたいラーメンです。
【店名】貪瞋痴(トンジンチ)
【住所】富山県氷見市朝日本町1‐30
【営業時間】11:30~14:00
【定休日】月曜日
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2022年4月1日放送
記事編集:nan-nan編集部



