
食欲の秋、収穫の秋。
フルーツやきのこ、新米など、秋の味覚がおいしい季節になりました。
ところで、新鮮なフルーツや新米などはスーパーの店頭などでもよく並びますが、とれたての新鮮な天然きのこって、こだわってみたことありますか?
経験豊富な方はともかく、虫出しなどの下処理や有毒なきのこの見分け方など、初心者にとってきのこ狩りはなかなかハードルが高いですよね。
でも、ちょっと待ってください!
全国的にも珍しく、ハウスの中で気軽に安心してきのこ狩りを楽しめる場所が、富山県射水市にあるんです。

春にはタケノコ、夏から秋にかけては梨の直売所がたくさん並ぶ県道9号、富山戸出小矢部線。
射水市中老田新の『西野進樹園』の並びにある白いビニールハウスが、今回ご紹介する「きのこぐみ」です。
2023年7月にオープンし、シイタケやきくらげなど、さまざまなきのこを自然栽培しています。

きのこの栽培方法には2種類あって、
- 天然の木に菌を植え付けて育てる「原木栽培」
- 人工的な栽培用ブロックで育てる「菌床栽培」
という特徴があります。
きのこぐみのハウスでは、自動散水装置を利用した菌床栽培による自然栽培を行っていて、衛生面でも安心・安全なきのこを生産、販売しています。
そして、小さな子供でも簡単にできるのが、新鮮なきのこの収穫体験です。
子供でも安心してできる、きのこの収穫体験

こちらは、きくらげ。
きくらげがなっているのを見たことってありますか?
菌床栽培で大きく育った肉厚のきくらげが、ハウスの中に大量に広がる光景はなかなか壮観です。

収穫はまったく難しくありません。
お気に入りのきくらげを見つけたら、根元を持って、ちょっとひねりながら引っ張るだけ。
簡単にちぎることができます。
収穫はグラム換算での精算なので、ほしい分だけ自由に採ってください。
体験料も含んだ価格で、1gあたり3円。
一般的な市販の生きくらげの価格と比べても、オトク感があります。
肉厚でぷりっぷりの生きくらげ
天ぷらなどのメイン料理にも十分な食べごたえ
きくらげと言うと、どちらかと言うと副菜やメイン料理の引き立て役のようなイメージを持っていませんか?
でも、とれたてのきくらげは肉厚で食感もぷりっぷり。
肉や魚などの代わりにメインの食材として使ってもまったく遜色ないほどの食べごたえです。

たとえば、衣をつけてそのまま天ぷらにしてもOK。
もちろん、細く切って炊き込みご飯にしたり、つくだ煮にしたりしてもおいしいですよ。
乾燥して戻したきくらげよりも弾力があり、みずみずしい食感は、きっとこれまでのきくらげのイメージを変えるはずです。


佃煮は、きのこぐみのハウスで試食することができるので、ぜひ、食べてみてください!

きくらげの収穫体験は9月中旬までで、今後はシイタケやナメコの収穫も予定しています。
また、冬にかけては、原木・菌床で栽培したさまざまなきのこの直売も実施。
詳しくはインスタグラムをチェックしてくださいね。

【施設情報】きのこぐみ
住所 富山県射水市中老田新688
営業 土曜・日曜 9:00~13:00
電話 090-4686-5114
出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
2023年9月15日放送
記事編集:nan-nan編集部