料理好きの2人 伊藤楽さんと池田航さんが、日本全国を旅しながら旬の食材を収穫したり、名店で調理の秘訣を学んだりするZIP!の人気コーナー、「旅するエプロン～30秒のごちそう～」。

爽やかな2人の人柄とおいしそうな料理は、朝から元気にさせてくれますよね！

実はこの２人、富山にとっても縁があるんです。

伊藤楽さんは、祖父の家が富山県射水市の新湊。古くから港町として有名な新湊に幼い頃から何度も訪れていたという楽さん、新鮮な魚を扱う手捌きが見事なのはそんなルーツに関係してるのかな？

一方、池田航さんは富山県南砺市の城端が出身。高校時代は調理科に通っていたそうですよ～！

というわけで、今回は楽さん、航さんが大好きな富山の思い出の味、思い出の場所を聞いてみました！

アメリカ留学や横田基地のレストランでの勤務経験があり、現在はモデル・俳優として活動している伊藤楽さん。

お父さんの実家は、富山県でも有数の港町として知られ、シロエビや紅ズワイガニなどの漁が盛んな射水市新湊。現在もおじいちゃんの家があるため、何か機会があれば富山には足を運ぶんだとか。

今回の「旅するエプロン」のロケでは、5年ぶりに富山を訪れたということで、すごく気合いが入っていましたよ～。

そんな伊藤さんの「思い出に残る富山の味」はーー

「幻魚（ゲンゲ）」

水深200ｍより深い海に棲息する深海魚で、海岸から水深1000ｍまで急激に落ち込む富山湾ならではの味覚です。

うろこやひれがない細長い形の見た目は独特ですが、分厚いゼラチン質で覆われた身はプルプルで、コラーゲンもたっぷり！

水分を多く含んでいるため劣化や臭みには気を使いますが、天ぷらや唐揚げにすると、独特の食感を味わうことができます。

ただ、足が早い食材のため、古くから食べられているのは富山県の中でも漁業がエリアに限られていたようです。

そんなわけで、「幻の魚」とも呼ばれるゲンゲ。

知る人ぞ知る幻の美味をセレクトするなんて、さすが楽さん。おいしいものをたくさん知っているんですね～。

俳優の池田航さんは、富山県南砺市の城端地域出身。

高岡龍谷高校の調理科を卒業したということで、調理師免許を持っているほか、食育インストラクターやスーパーフードプランナーなどの資格も持っています。さらに、フランス料理4年・イタリア料理3年の調理経験があるほか、料理本も出版していてガチの“料理男子”。

動画投稿サイトTikTokでふわっふわのオムライスを作る動画が大人気となり、フォロワー数はなんと120万人超え。

そんな航さんの思い出の場所はーー。

「桜ヶ池」

出身地の南砺市城端地域にある湖で、周辺の田畑に水を供給するための人造湖です。池は周囲およそ3kmにもおよび、農林水産省のため池百選にも選ばれています。

その名のとおり、春には湖畔の周りに咲き誇るサクラを楽しむことができますが、真っ青な空と湖面に鮮やかな木々の緑が映える夏や色とりどりの紅葉が水面に反射する秋など、四季折々の景観を楽しむことができます。

水面すれすれに設置されたボードウォークなど、間近で自然を楽しむことができるほか、湖にせり出した浮橋では釣りを楽しむことでもきます。

航さんも小さい頃はしょっちゅうここで釣りをしたんだとか。特に冬のワカサギ釣りが思い出に残っているそうですよ。

周辺には、遊具やスケートパーク、バーベキュー場、キャンピングコテージなども揃っていて、家族連れのピクニックやアウトドアでの利用などにもオススメです。

さらに、桜ヶ池を望みながらフランス料理や天然温泉を楽しむことができる「となみ野オーベルジュ＆厳選スパ 桜ヶ池クアガーデン」や地場産の農産物や民芸品を販売するJA直売所「ヨッテカーレ城端」、ちょっと足を延ばせば地ビール・地ワインが楽しめるブルワリーやワイナリーなんかも。

航さんお気に入りの桜が池で地元のグルメを満喫する、なんて贅沢もいいかもしれませんね。

富山にゆかりがある料理好きの2人、伊藤楽さんと池田航さんが出演する「旅するエプロン」は毎朝5:50からのZIP!内で放送中！

ぜひチェックしてみてくださいねー。

出典：KNBテレビ

記事編集：nan-nan編集部