北日本放送|KNB WEB [テレビ] 1ch/[ラジオ] AM738kHz/FM90.2MHz

  • ゲストさん
めっぴ
ゆっちゅ
エチュー

11/27(土) あすの天気

東部
12℃ 3℃
西部
11℃ 3℃
※※ 警報・注意報が発表されています ※※

アナウンサーブログ

富山第一連覇!水橋倒し全国へ

高校サッカー 2016/11/06
 青空の富山県総合運動公園陸上競技場できのう、第95回全国高校サッカー選手権富山県大会の決勝戦が行われ、富山第一が2-0で水橋に勝利を収め、2年連続27回目の全国選手権出場を決めました。
写真:この日はセカンドユニフォームの富山第一

写真:こちらもセカンドユニフォームの水橋

 両校が決勝で対戦するのは4年ぶりです。立ち上がりは富山第一が、前線から積極的にプレスをかけていきます。このプレスが非常に有効で、水橋は得意のパスによる展開を封じ込められます。

 試合が動いたのは前半25分でした。右サイドを攻め上がった富山第一の2番・村澤亮斗(3年)がペナルティエリアに侵入するギリギリの所でファウルを受けます。このフリーキックを3番・竹林晃輝(3年)が得意の左足で直接狙い、ボールはポスト直撃!こぼれたところを混戦の中11番・窪喜啓太(3年)が押し込み、先制点を挙げます。前日の練習は、そのほとんどをセットプレーに費やしたという富山第一。みごとに成果が表れた形となりました。
写真:富山第一先制点の場面

 エンドが変わった後半から、水橋は6番・椎名哲平(3年)を右サイドの中盤に投入し、ドリブルが持ち味の8番・金木亮をトップに配置するなど、ポジションと役割の変更でチャンスを伺います。

 しかし得点は富山第一に生まれました。後半7分、右サイドのペナルティーエリア付近でボールを奪った9番・本村比呂(3年)がクロスを上げます。これをゴール前に詰めていた11番・窪喜が合わせ、この日2点目となるゴール!1点目はセットプレーによる得点でしたが、2点目は攻守の切り替えの早さでゴールが生まれました。
写真:富山第一追加点の場面

写真:決勝戦2得点でヒーローとなった富山第一の11番・窪喜

 その後も前線のプレスを緩めない富山第一。結局水橋に1本のシュートも許すことなく完勝し、全国選手権出場を決めました。

 試合後に大塚一朗監督は開口一番、「3年生が前からよくプレスに行ってくれた」と、献身的な動きを称えました。当日放送の解説を務めていただいたアテネ五輪サッカー日本代表監督の山本昌邦さんも、「ボールをつなぐサッカーに徹した水橋に対して、それを上回る前線からのプレッシャーをかけ続けた富山第一。その圧力がセットプレーや追加点を生み、勝敗を分けた」と富山第一のサッカーを高く評価しました。
写真:スタンドの仲間と喜びを分かち合う富山第一の選手達

 敗れた水橋は今季県高校総体で2位、 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016富山県リーグ(T1リーグ)も2位で「もう2位はこりごり」(5番・キャプテン笹倉康佑)と臨んだ選手権でしたが、またもや2位という結果に終わりました。試合後のロッカールームで上田裕次監督が、「俺たちのやり方でゴールを目指したことに胸を張ろう。大きな声援を受けて、いい表情で決勝戦に臨んだことを誇りに思う。顔を上げて欲しい。」と話すと、選手達には涙が溢れました。
写真:水橋のロッカールームでは選手の涙が止まらなかった

 上田監督が言うように、水橋には顔を上げて臨むべき試合が待っています。今月19日(土)から始まる来季のプリンスリーグ北信越の参入戦です。北信越5県のリーグ上位チームがぶつかりあう非常に厳しい戦いですが、参入が決まれば来年のチームを強化する上で大きなプラスになります。2年生に技術の高い選手が揃う水橋。選手権で雪辱を果たすためにも、敗れた悔しさをバネに参入を決めてほしいと思います。なお参入戦には富山からカターレ富山U-18(T1リーグ1位)も参加します。
写真:この悔しさをプリンスリーグ参入戦に!

 そして決勝戦が、高校3年間の公式戦で初の直接対決となった双子のライバル、兄・中田達也選手(水橋)と弟・中田幹也選手(富山第一)の勝負は、弟の勝利で決着しました。それぞれの思いにKNBのカメラが迫った模様は、8日(火)18時15分から放送のKNBニュースエブリィ「スポーツコーナー」で詳しくお伝えする予定です。ぜひご覧ください。
写真:3年間で初めて公式戦で対戦した中田兄弟

 様々なドラマが生まれた今年の高校サッカー選手権富山県大会。大会に関わった全てのみなさん、本当にありがとうございました。年末年始の全国選手権に向けて、引き続き取材を続けて行きます。
写真:解説の山本昌邦さん、サブアナウンサーを担当した木下一哉アナと
  • ことばの泉
エチュー