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【KNB杯】新時代の風・・そして新たなスタートへ

スポーツ 2019/11/06
およそ2か月間に渡って行われた、第50回KNB杯富山県学童クラブサッカー大会は、黒部市のGRANZAS FCの優勝で幕を閉じました。

1970年度に第1回大会が行われてから半世紀。
節目の年となった今大会はKNB杯史上初めて、黒部市のチームが優勝するという新時代を感じさせるものとなりました。

メンバーのみんなは優勝後に【いっちゃん☆KNB】にも生出演、素敵な笑顔を見せてくれました!
選手やスタッフ、そして毎試合応援に駆け付けていた保護者のみなさま本当にお疲れさまでした!


75チームが参加した今回のKNB杯。頂点をかけた決勝戦に勝ち上がったのは、どちらも初めての決勝戦の舞台となったGRANZAS FCと速星少年サッカークラブ。

スタメン8人全員が県のトレセンメンバーに選ばれているGRANZAS FCは、個人の能力の高さを活かした全員攻撃・全員守備のサッカーを武器に5試合で15得点3失点。(2回戦から登場)

対する速星少年サッカークラブは、ボールを扱う技術の高さ、そして大人顔負けの連動した動きから生み出されるパスワークで4試合18得点4失点(3回戦から登場)と抜群の攻撃力で決勝戦まで勝ち上がってきました。

KNB杯決勝戦の模様は、今月22日(金)午後3時55分からKNBテレビで放送します!


放送ではお伝えしきれなかったことがあまりにも多いので、この場をかりていくつか紹介できればと思います。

まずは惜しくも敗れ、準優勝となった速星少年サッカークラブ。
いまの6年生たちは、4年生大会の島田杯で優勝。5年生大会の林杯で準優勝するなど各学年の大会で結果を残し、順調に成長を遂げてきた今大会の優勝候補筆頭ともいえるチーム。

率いる岩垣監督は、チーム立ち上げ当初から「全国の舞台で勝てるチーム」を目指して子どもたちの指導にあたってきました。
そのアツい指導の賜物でしょう。速星の選手たちのボールを「止める・蹴る」といった基礎的でありながら最も重要ともいえる技術の高さは他チームの監督たちもうなるほどでした。

全国レベルを見据え、とにかく遠征をして県外のチームと対戦し、経験値を積み重ねた速星。技術の高さ、フィジカルの強さなど県内では体験できないことも多くあり、選手達も決して現状に満足することなく、岩垣監督同様、全国大会で勝つべく努力してきました。

応援スタンドから大きな声援を送っていた保護者の皆さんは、選手たちの日々のサポートはもちろん。忙しい合間を縫ってお揃いのパーカーを作ったり、手作りの横断幕を作ったりして、チームの結束力を高めてきました。

今回は惜しくも敗れてしまった速星少年サッカークラブのメンバーですが、この6年間で培ってきた技術とサッカーへの愛情は、今後サッカーを続けていく皆さんが次の舞台で大きく飛躍するための礎となることと思います。


そして初の栄冠に輝いたGRANZAS FC。決して順風満帆な1年ではなかったでしょう。
春から戦ってきたリーグ戦では、昨年の林杯(新人戦)の上位8チームが属するAグループに所属。しかしなかなか結果はついてこず、リーグでの最終順位は8位。

その後も大会や遠征を重ねて3月~10月の間に150試合近くを戦い、チームの強化を行ってきました。チームを率いる能登監督は、結果が出なかった時期に選手たちは悩み、苦しんだと言います。しかしその積み重ねがKNB杯でようやく実を結びはじめ、選手たちは大会を勝ち進むごとに成長を見せてきました。

昨年、チームの結団式では「先輩達より良い成績を残します」と決意を述べたというキャプテン⑩山田聖心選手。その言葉通り、大会ではクラブ創設7年目で初めてとなる決勝進出。

そしてクラブ史上初、さらには黒部市のチームとして初めてとなる優勝を掴み取りました。

試合に臨む準備や遠征での自己管理など選手達が自ら考え行動できる選手になってほしいという思いがあり、あえて父母会は設けていないGRANZAS FC。それでも選手の一番のサポーターである保護者の皆さんは、遠方での試合にもかけつけ声援を送っていたそうです。その姿は選手にとって大きな力になっていて、とても感謝しているという能登監督。

王者の名に相応しい決勝でのプレーぶりは、保護者にとって何よりの恩返しになったといえるかもしれませんね。

富山の王者に輝いたGRANZAS FCは来月鹿児島で開催される全国大会に出場します。
75チームの代表として、勢いそのままに全国の舞台でも活躍してもらいたいと思います!!優勝、本当におめでとうございます!!
勝利の立役者となったGURANZAS FC⑨浅野寧生選手



小学生たちにとっては6年間で最後の大会となるKNB杯。
一つの集大成ともいえる大会を全て勝利し、笑顔で終えられるのは1チームのみ。歓喜の裏には、多くの選手たちの悔し涙がありました。
50回の歴史の中で、かつて日本代表FWとして活躍した柳沢敦さん、また女子日本代表として来年の東京五輪への出場も期待される宝田沙織選手らも出場しているKNB杯。
ただどちらの選手もこの大会では、優勝旗を手にすることはできませんでした。

この先サッカーも続けていく選手の皆さんには、あくまで一つの通過点。
今回感じた悔しさを糧にし、将来の夢に向かって突き進んでほしいと思います!

長くなりましたし、ただの一会社員が偉そうにすみません。
それでも、みなさんと同じサッカーが大好きな仲間として選手たちをこれからも応援し続けたいと思います!!
  • ことばの泉
エチュー