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アナウンサーブログ

☆GWもサッカー日和☆その2

高校サッカー 2018/05/02
その2、更新が遅れてしまいました・・・

良い天気に恵まれた昭和の日、私は高校生年代の最高峰リーグ・プレミアリーグを観戦。
プレミアリーグは全国の強豪校やJリーグの下部組織など20チームが参加し、東西に分かれて年間を通じたリーグを戦います。
その舞台に4年ぶりに復帰し、全国の強豪としのぎを削っているのが、富山第一高校サッカー部。国立最蹴章での全国制覇はいまでも頭の中に鮮明に残っています。

この日行われたのは、富山第一高校vs.流通経済大学柏高校(千葉)の一戦。(以下、流経と表記させていただきます)
流経といえば昨年夏のインターハイで全国制覇、冬の選手権でも準優勝を果たした全国屈指の強豪校。同じ高体連のチームのため、選手権での全国制覇を目指す富山第一にとっては高い壁になるチームの一つです。

両チームの戦績は、富山第一はここまで3試合を戦い、1分2敗(1得点8失点)
一方の流経は、3試合1勝2分(2得点1失点)
堅守を武器に上々の立ち上がりを見せる流経に対し、富山第一は全国トップクラスの相手を前に厳しいスタートを切っています。


試合前の伝統儀式「THIS IS TOMIICHI」のエンブレムに触ってから試合に臨みます。


この日も会場には大勢の観客が詰めかけていて、タッチライン際にずらりと人が並びます。
こうした様子からもプレミアリーグ、そして富山第一への注目度の高さがうかがえました。


PLではサッカーを楽しむ地元の子どもたちがエスコートキッズに!


試合は開始早々から、フィジカルやスピードで勝る流経がボールを支配します。
前半3分には、流経MF⑥中井颯人がPA近くでこぼれ球に反応し強烈なシュート。
これはゴールわずか上に外れます。前半9分にも流経FW⑨岡本竜がPA内で左足のシュート。しかしこれは富山第一DF陣がしっかりシュートブロックをして、決定的な場面を作らせません。

富山第一もボールを奪ってから素早く攻撃に転じ、⑲林拓真と⑳佐々木大翔の2トップを狙いますが、ここまでわずか1失点の流経DF陣もさすがの対応。自由にプレーさせてくれません。

しかし試合前、大塚一朗監督から「前半は0-0で折り返そう」という言葉があったように、富山第一はキャプテン⑤中田青や④倉田歩武、③多賀稔人ら5枚のDF陣と⑦山田桂大ら3人のMFが危険なゾーンを的確にケアし、強靭なフィジカルとスピードある相手に対して必死にくらいつき、プラン通りに流経相手に無失点で前半を終えました。

後半開始から、流経はこの試合ベンチメンバーとなっていたMF⑩熊澤和希を投入。
去年の総体や選手権では当時2年生ながら活躍をみせた注目選手の一人です。
この⑩熊澤が2トップの一角に、そしてトップの位置にいた⑧北島直樹が右SBに移ります。これによって、流経は右サイドからの攻撃が活性化。⑧北島が最終ラインからどんどん攻撃に絡み、富山第一はサイドで数的不利な状況を作られてしまいます。
そして迎えた後半6分。流経の右サイドからクロスが入り、こぼれたボールを⑭大西悠介に押し込まれ、富山第一先制点を許します。
前節に続く、後半立ち上がりの失点。富山第一にとっては悔しい失点です。

1点を追う富山第一は、正確なキックとフィジカルが強い⑩小森飛絢や前節スタメンだった⑨中崎拓未、⑰高木俊希の3人を同時投入し、攻撃に転じます。


⑩小森飛絢のFK(写真遠くてごめんなさい。)

途中から入ったメンバーも前線からプレスをかけて、精力的に動き、リズムを作ります。
しかし空中戦や対人プレーにも強い流経の最終ラインが良い状態でシュートを打たせてくれません。
(会場で見ていましたが、選手同士の体がぶつかる度に鈍い音がするような激しさ・・・これが全国で戦う選手たちかと息をのみました。)
その後も⑩小森のFK、去年全国の舞台でもその威力を発揮した⑤中田のロングスローで得点を狙います。得点の匂いを感じるプレーもありましたが、最後まで流経のゴールを割ることはできず。
終盤にPKで追加点を取られ、0-2で試合終了。残念ながら勝ち点を積み重ねることはできませんでした。


試合終盤、流経FW⑪芹田のPK


試合後、大塚監督は後半立ち上がりの失点を悔やむとともに、落ち込む選手たちに向けて「頭を下げないこと。落ち込んでいてもまた試合はやってくる。次の試合に集中して、一つずつ積み上げていこう。少しずつでも積み上げ続ければ、必ず逆転できる」などと鼓舞していました。


悔しい敗戦。これを糧に!

きょうの結果は富山県民にとっても悔しい結果となりましたが、どの対戦相手も全国トップクラスなのがこのプレミアリーグ。
高校生年代最高峰のリーグで戦っているのは、全国の高体連に所属する高校のなかでわずか7校のみ。(EASTでは4校)
年間を通じて全国トップレベルの環境で戦うことは、実際にプレーしている富山第一の選手たちのレベルアップはもちろん、全国を目指す県内他校の選手達にも大きな影響を与えていると思いますし、試合を観戦しに来ている富山の子どもたちにとっても非常に貴重なものだと感じています。
「富山のサッカーがより面白く、より強くなる。」そんな場面に立ち会えていることにサッカーファンとして、そしてアナウンサーとして幸せを感じながらこの先も富山のサッカーを追いかけていきたいと思います。
選手のみなさん本当にお疲れ様でした!
  • ことばの泉
エチュー