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挑戦の先に新たな伝統・・・

2021/08/03
KNBラジオ「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」
先週7月29日のゲストは高岡銅器の伝統の着色技術を生かして新たなモノづくりに挑戦するモメンタムファクトリー・Orii社長の折井宏司さんでした。




東京のIT会社に一度勤めるものの3代目の自分が跡を継がなければ家業がなくなるという思いから高岡にUターン。バブルがはじけ輝きを失っていた高岡銅器の世界で新しい取り組みを始めます。長く続く高岡銅器の分業体制の下、着色の仕事が来るのを待つスタイルからオリジナル商品を製造販売し自分たちで仕事を取りに行くスタイルへの転換、それまで主流だった美術工芸品から自分たち若い世代も使いたくなるもの、若い世代にも受け入れられるモノづくりへの転換です。そうした中、たどり着いたのが銅の薄い圧延板への着色。折井さんは試行錯誤を重ね、孔雀の羽のような複雑な色が絡み合った色「斑紋孔雀色」を生み出します。そして今ではモメンタムファクトリー・Oriiのオリジナル色「折井マーブル」や「斑紋孔雀色」はインテリア用品や器、アクセサリーなどのクラフト商品、建築建材など幅広いジャンルに用途を広げ国内外から注目されています。




(モメンタムファクトリー・Oriiのショールームで撮影しました!)



さらには銅板のオリジナル色を転写した生地で和服を作るなど異分野とのコラボレーションも動き出しています。
折井さんの会社には若い職人たちがたくさんいて地元だけではなく県外出身者や転職してきた若者も少なくありません。
折井さんは「伝統産業の世界に入った若者たちが自分のやりたいモノづくりを貫いていけるような環境を作っていきたい。それが50年後、100年後の新しい伝統産業につながっていく」と語っていました。



江戸時代から400年続く高岡銅器の着色の技を受け継ぐとともに新たな挑戦を続ける折井社長の熱いトークは、radikoのタイムフリー機能で明日8月4日まで聞くことができますし、KNB公式youtubeには動画が、KNBWEBのラジオのページには音声がアーカイブされています。これまでの「VISION the TOYAMA」の放送もアップロードされていますので、富山で活躍する皆さんのVISIONをぜひ聞いてください。
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