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アナウンサーブログ

見逃す手はない!!!

2018/11/23
富山県美術館で開催中の彫刻家、三沢厚彦さんの作品展「アニマルズ・イン・トヤマ」に行ってきました!



三沢さんというと中学校の美術の教科書の表紙にもなっているクマなど動物の彫刻シリーズ「アニマルズ」で知られます。
会場ではネコやイヌなど身近な動物からサイやゾウなどの大型の動物までたくさんの動物たちが迎えてくれました。今回、柵などで囲わずに展示されているので作品に限りなく近づいて見ることができます。彫刻の素材、クスノキのいい香りまでも感じることができました!
三沢さんのアニマルズは子どもから大人までもちろん楽しめますが、私が大人の皆さんにおすすめしたいのが三沢さんが親交のあるアーティストたちと共同制作した「アニマルハウス・イン・トヤマ」。
テーマは立山。壁一面に大きく描かれた立山の絵を背景にカモシカやライチョウなどの個性的な絵画や彫刻などが大集合しているんです。
天童荒太さんの小説の表紙でも知られる彫刻家の舟越桂さんら現代日本を代表する5人のアーティスト達の「夢のコラボレーション」が富山で実現したとアートの世界では「事件」になっているとか。
私が見に行った日も三重県から美術愛好家が三沢展を見るためだけに富山に来たと、作品を見ながら感激した様子で話していました。壁の立山の絵を描いた杉戸洋さんは今回三沢さんといっしょに立山に登って作品のイメージをふくらましたということですが、実はこの方、現代アートの世界では奈良美智さん、村上隆さんらに続く注目のアーティストなんです。
壁一面の立山の絵は普段制作しないスケールが大きな作品で、今回のプロジェクトだから実現した作品。杉戸さんの作品は人気が高く制作したらすぐに売れてしまうということで、下世話な話ですが、小さな作品でも100万円ほどするからこれほどの大きさだと億を超えるんじゃないかという話も聞きました。しかも富山での展示のために制作した作品ですから見逃す手はないですよね。私がぐっとひかれたのはずっとこちらを見つめているようなカモシカの絵。枠にはまったキャンバスに絵を描くのではなく、キャンバスの布に手につけた絵の具で絵を描きながらキャンバスを組み立てていくという個性的な画法で知られる画家、小林正人さんが描く力強く美しく神々しいカモシカです。そして明日24日からは三沢さんが制作したカモシカの彫刻が新たに展示に加わります。出来上がったばかりの新作です。迫力があって神秘的な雰囲気でかなり大きな作品とのこと。今の時代を代表する5人のアーティストが楽しみながら作品制作に取り組んだわくわく感が伝わってくる「アニマルハウス・イン・トヤマ」必見ですよ。

三沢厚彦「アニマルズ・イン・トヤマ」は富山県美術館で12月25日まで開催しています。子どもも大人も「アニマルズ」の世界にわくわくしてください!
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