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数家 直樹のブログ

スノーシュー”ON”と”OFF”

プライベート ] 2018/02/09

"光の春"を感じる日差し

■OFF(休日)

2月4日(日)は“立春"。暦の上では春ですが、雪の予報で気温は上がりません。しかし、“光の春"は感じることができました。
この日、富山市のスポーツ用品店が開いたスノーシューイベントに参加。スノーシューとは、積雪の多い中でも足が埋まることなく歩ける“西洋かんじき"です(2017年1月のブログを参照)。上市町の大岩山日石寺近くの登山道から10数人で出発。期待していた新雪はほとんどなく、何人もの登山者が通ったザクザクの踏み跡をトレースしていきます。


スノーシューを装着して出発


森の中を軽やかに移動するカモシカ

登りはじめてすぐでした。国の特別天然記念物“二ホンカモシカ"が私たち一行をじっと見つめていました。体の大きな成獣で、警戒しながら雪深い中をものともせずに進んでいきました。野生動物が棲息する山の中にいることを実感する瞬間です。
そんな山をスノーシューで堪能できるのが“下り坂"。斜面を駆け下りる快感は何ともいえません。スノーシューがなければほとんど身動きできないはずが、走って雪上を移動することができるのです。初めて体験する人もいましたが、すぐにその虜になったようでした。


小さな段差は飛び越える


初めてでもすぐに慣れて楽しめる

途中、ロープがかかった急坂をよじ登るポイントもありましたが、出発から約2時間後、標高446mの城ヶ平山に到着です。まさに平らに切り開かれた山頂。低い雪雲が垂れていたため富山湾までは望めませんでしたが、眼下に広がる富山平野は水墨画のようでした。ガスストーブでお湯を沸かして振る舞われた“梅昆布茶"でひと息。冬の野外での温かい飲み物は格別でした。


ロープを使ってよじ登る急坂


城ヶ平山山頂でひと休み


山頂での温かい飲み物は最高

マラソンなどのトレーニングがてら参加している人も多く、さらに先に進む途中でも、面白そうな斜面を見つけると次々にダイブするように駆け下りては登り返して心拍数を上げようとします。転んでも痛くないし、けがをすることもないのですが、どんどん大胆になっていくのが心配なほどでした。
登るペースはばらばらでしたが、所どころで小さな雪だるまを作って立ち止まったり、白い雪の中でひときわ目立つ赤い実や、まだ硬い銀毛に包まれた木の芽を見つけたりしながらの道中は、雪山でなければ味わえない醍醐味です。


積雪期だけできる崖の上からのダイブ


連写で捉えた"転ぶ直前"


木の枝にのせた雪だるま


雪の中で赤さが際立つ木の実

今回の目的地“峠山"(477m)に到着した時には、青空が広がっていました。気温は低かったものの、立春のやわらかな日が差すと、その温かさをほのかに感じます。
さて、この“峠山"を何と読むか。地元では“とこでしらやま"と言っていますが・・・。そこで、上市町役場に問い合わせると、地域の長老は“せんだぐらやま"としていたり、ある人は“とらでしらやま"や“とりやま"と言う人がいたりと諸説がありました。地元山岳会は看板のとおり“とうげやま"としているということですが、語源に何か歴史がありそうで興味深いです。


峠山山頂に立つ木柱

帰りは途中から別ルートです。きれいに枝打ちされたスギ木立の中を縫って下ります。勢いよく急斜面に飛び込んでいきますが、スピードを出し過ぎてコントロール不能になると木に激突しかねません。
ここを過ぎると緩やかな里山の景色が広がります。童心にかえって“大の字"に。熱くなった身体を雪がやさしく包み込んで冷やしてくれる感覚がたまりません。最近、こうしたスノートレッキングが人気で、スノーシューが品薄傾向だということです。


スギ木立の中を駆け抜ける


雪の上に"大の字"の痕跡を残す


■ON(仕事)

このスノーシューは取材でも役立ちます。大雪となった1月下旬、雪が降る神通川の表情をカメラに収めようと河川敷に出かけました。50cm以上の積雪がある中、機材を持ってラッセルしながら川辺まで進んでの撮影です。動きはある程度制限されますが、スノーシューが初めてというカメラマンもすぐに慣れた様子。この時期ならではの白と黒の世界を切り取ることができました。


機材を持って新雪をラッセルする数家


川原まで下りてきてスノーシューを履いたまま撮影


白と黒のコントラストが印象的な神通川の冬景色
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