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数家 直樹のブログ

”天空”を駆ける

プライベート ] 2017/05/23


見上げると吸い込まれそうな真っ青な空。標高500mを超える南砺市利賀村で5月20日に行われた「TOGA天空トレイルラン」に参加してきました。アップダウンが続く山野を駆け巡るトレイルランニング大会です。せっかく出場するなら最も長いコースがいいと思い40.9km「ロングコースの部」にエントリーしました。



1月に旧利賀スキー場で大規模な地滑りがあり心配しましたが、コースを変更して開催にこぎつけたということです。それだけに地元住民(約600人)を超える参加者855人を歓迎するムードが大きいように感じました。とはいっても、コースは容赦がありません。上りになると歩くしかないのですが、ずっと先まで続く選手の行列を見ると、いつになったら到着できるのかと気持ちが折れそうになります。



そのコースは、とても変化に富んでいます。森の中の山道にロープを張った場所をよじ登る急斜面もあるのですが、足元は落ち葉が重なった“ふかふか"の絨毯のような踏み心地。3cmは沈み込む感覚です。また、標高を上げるとコース上には雪が残っていました。





そして、最大標高地点(1330m)に達すると、大会名にある「天空」の意味が理解できるのです。眼下に広がる眺望を楽しみながら、空に飛び込むように一気に下り降りていく醍醐味。



そして、この大会の大きな魅力は地元の皆さんの「もてなし」です。給水ポイントには、多くの住民が集まって声援を送りながら、「利賀とうふ」や「そうめん」「漬物」など地元の特産品を勧めてくれるのです。中でも「利賀そば」は、打ち立てゆで立てで、しゃきっとしたコシがあって喉ごしが最高。疲れた体にもやさしく「よし走ろう!」という気持ちを奮い立たせてくれました。







アップダウンが激しいからでしょうか、マラソンとは使う筋肉が違うようです。上りでは“ふくらはぎ"が、下りでは“太ももの前の部分"が悲鳴をあげます。つりそうになる足をだましながら走ること約6時間、ゴールすることができました。



地滑り災害から約4か月、県道は依然通行止めのため、仮設の橋が架けられた迂回路を通らなければなりません。新緑の中で崩れた山肌の茶色が生々しく見える中、麓では土砂の撤去や再発防止の工事などが着々と進んでいました。工事の進捗率は現時点で3割程度、再び雪が降る前には完了させるということですが、これから迎える梅雨の時期が心配です。しかし、地元を代表する恒例行事「利賀そば祭り」が中止となって以降、県内外から多くの人が訪れた初めてのイベントで災害からの復興を印象付けたのではないかと感じました。

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