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小林 淳子のブログ

イチゴの水彩画 お試しあれ

 ] 2017/02/16
臨床美術ってご存知ですか?

簡単に言うと「脳を刺激するアート」って感じでしょうか。

そのうちの一つ「イチゴの水彩画」というアートプログラムを体験してみました。お時間があったら皆さんも一緒にやってみまませんか。

用意するものは、水彩絵の具(12色ぐらい)、筆、白い紙、水、そして美味しそうなイチゴです。

教えて頂いたのは、富山福祉短期大学学長で日本臨床美術協会常任理事の北澤晃さんです。



北澤「小林さん、このイチゴを見て下さい」

小林「わぁ〜大きなイチゴ!」

北澤「匂いをかいでみてください」

小林「わ~甘〜い香りがします」

北澤「じゃ、食べてみましょうか」

小林「え?イチゴの絵を描くんじゃないんですか?」

北澤「書きませんよ」

小林「そうなんですか・・・じゃ、遠慮なく頂きます!わぉ!甘い!みずみずしい!!」

先生「じゃ、私も頂きます!・・・ほんと、甘くて美味しい!!」

小林「ほんとこのイチゴ甘いですね」

先生「小林さん“イチゴを食べたとき広がった味"はどんな感じでしたか?目の前に12色の水彩絵の具がありますから、この中から「その味」を感じさせる色を選んで下さい。」

小林「えー!?イチゴを食べた時の「味」を「色」で表すと?じゃ、赤をオレンジに近い2色かな」

先生「そしたら、ここに表面を濡らした白い紙がありますので、その色で、イチゴの味をイメージして、色をおいていって下さい。書くのではなく、筆先を押し付ける感じですかね」

小林「書かないんですね・・・10箇所ぐらい筆先を紙に押し付けました」

先生「すると・・・濡れた紙に色を置いていったので、どんどん広がっていきますね。どうですか、イチゴを食べたときのみずみずしさと重なってきましたか?」

小林「確かに、イチゴを食べたときの口の中みたいな感じです」

こうやって先生の言う通りに筆をおいていって出来上がったのがこちらです。



北澤先生によると「臨床美術とは、認知症の症状改善や予防のためのアートプログラム」で、アート活動はグループで行います。みんなでイチゴを食べてその「美味しさ」「わくわくした感じ」を共有することを通して、その場所が居心地のよい場所に変わっていきます。まずこれが大事なポイントなんだそう。

作品づくりそのものが目的となる"美術"ではなく、アートを通して、この「わくわく」の渦がコミュニティーの中で循環することで、一人ひとりに笑顔をもたらしてくれる。さらに、現代社会で重要視されている「人と人とがつながる力」を呼び起こすきっかけにもなるとか。

現在、高岡市と射水市では介護予防事業の一つとして、地域包括支援センター16施設で臨床美術を取り入れていて、利用者の方は喜んでやっておられるそうです。

臨床美術は当初、認知症予防の現場から立ち上がったそうですが、現在は、子どもから大人まであらゆる方の心身の健康のためにということで、様々な分野で取り入れられています。子どもが五感をフルに活用して、家族や友達との関係を深めていくことができるアートとして、今、注目されているそうですよ。私も子どもと一緒にやってみようと思いました。

興味のある方は、北澤先生がやっておられる「銀の会」インターネットでは「gin-no-kai」で検索してみてください。

北澤先生のお話は、KNBラジで2月15日(水)午後3時20分過ぎから放送しました。是非、ラジコのタイムフリー機能で聞いてみて下さい。
    
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